航空三昧

"Every flight is a special flight"をモットーとした写真多めの搭乗記。中の人は1人とは限りません。

機窓が楽しいフライト ANA 羽田-小松 NH753 普通席 プチ搭乗記

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当ブログ管理人以外の誰か(主に身内)が搭乗したフライトを、提供写真をもとに私が勝手に紹介するプチ搭乗記シリーズ。今回はまたしても小松線です。

2024年4月執筆

 

 

 

Today's flight

  • 航空会社: 全日本空輸 (ANA)
  • 便名: NH753
  • 出発地: 東京/羽田 (HND)
  • 出発時刻: 10:25
  • 到着地: 小松 (KMQ)
  • 到着時刻: 11:25
  • 所要時間: 1.00
  • 機材: A321neo (JA141A)

 

 

搭乗までのひととき

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電車でT2にやってきた搭乗客の95%が目にする光景。

 


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保安検査に直行します。それにしても出発案内の電光掲示板が無いというのは寂しいですね。

 

 

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本日の搭乗券。

 


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制限エリア内から見る飛行機というのは特別感があります。

 


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なぜかスポイラーを立てながらスポットインしようとする787。

 


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ANAラウンジ訪問は挨拶程度に。

 


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ANAの尾翼が並ぶ定番の光景。見ていて飽きません。

 


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小松線は今日も端っこゲートから出発です。

 


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搭乗機のお顔はゲートを通過してから見えます。

 


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それでは乗り込みます!

 

 

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本日の座席。

 


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今回はエンジン横の座席になります。

 

 


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安全のしおり。

 


出発!

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ANAの巣窟から旅立っていくこの感じ、良いですね。

 


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いってきます。

 


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国際線運用が再開される前、このエリアはこのように閑散としていました。今では中•大型化が次々と発着していますね。

 


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今日はお休みの飛行機たち。

 


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エアドゥの着陸を待ち、離陸です。

 


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東京湾を一望します。

 


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城南島は今日も家族連れで賑わっているでしょうか。

 


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欧米に向かう飛行機からも同じ景色が見えているはずです。

 


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某ネズミの国。

 


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これどのあたりですかね。

 

 

機内でのひととき

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安定のコンソメ

 


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今日は広く晴れており、機窓を楽しむことができます。これは松本のあたり?

 


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アルプス山脈でしょうか。雪をかぶっています。

 


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山脈が連なるエリアを直線移動できる飛行機は、北陸まであっという間です。

 


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北陸方面への訪問機会は依然多いものの、飛行機好きになってから、北陸新幹線に乗る機会は急減してしまっています。

 


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日本海が見えてきました。

 

 

いよいよ着陸

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山地を抜け、平野になります。

 


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よく見ると福井空港も見えます。

 


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波松海岸というんですね。

 


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雄島が見えるルートは初めてですね。小松空港到着時はいつも悪天候だったため、こんなに機窓が楽しめる着陸は初めてではないでしょうか。

 


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ゴルフ場が眼下に見えればまもなく着陸。

 


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着陸しました。

 


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いつもはJAL機がいた気がしますが、今日はいません。

 


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代わりにエバー航空がいました。コロナ前は夕方発着だった気がしますが、変わったのですね。台北発が朝6時台という点はなかなか苦ですが。

 

 

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それでは降機。小松到着後は新千歳を往復し羽田に戻るという運用がデフォルトでしたが、いつからか羽田-小松-新千歳-岡山-羽田という運用に変わっていました。

 


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到着しました。ANAといえばの某音楽家が同じ便に搭乗されていたことは内緒です。

 

 

Flightradar24より


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ついに初体験 〜JAL SKY SUITE〜 日本航空 マニラ-東京成田 JL746 エコノミークラス 搭乗記

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フィリピンからの帰国フライト。機材は往路と同じく788ですが、今回は同社自慢の "JAL SKY SUITE" 仕様機。JAL国際線に乗る機会が少ない私にも、ついにこの座席を体験する日がやってきました。

 

 

 

Today's flight

  • 航空会社: 日本航空
  • 便名: JL746
  • 出発地: マニラ (MNL)
  • 出発時刻: 10:05
  • 到着地: 東京/成田 (NRT)
  • 到着時刻: 15:35
  • 所要時間: 4.30
  • 機材: B787-8 (JA837J)

 

 

通勤ラッシュの中、空港へ

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月曜日の朝、滞在地を離れて空港に向かいます。週明けということで通勤する人々で道路は混雑しているようです。

 


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フィリピン特有の交通手段ジプニーも乗客を満載しています。

 


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空港が見えてきました。

 


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フィリピンのLCCはこちらの第3ターミナル発着が多いみたいです。

 


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ANAはこちらのターミナルですが、JALはT1発着なので、もう少し車を走らせます。

 


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フィリピン航空の機体が駐機されているエリア。

 


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よく見るとANAの姿が見えます。

 


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T1が見えてきました。

 


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出発階まで車を走らせ、下車。Mabuhai! の次にある文言、いってらっしゃいかと思いきや、ようこそという意味でした。

 

 

チェックイン

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T1出発階。途上国の空港は航空券保有者しか入れないことが多く、検問が緊迫感を演出します。そして入口付近にはお見送りも多く、カオスな雰囲気となっていることが多いです。

 


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空港の中に入れれば一安心。かなりコンパクトな印象ですね。

 


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JALのチェックインカウンターに向かいましょう。

 


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平会員なのでエコノミーのレーンに並ぶわけですが、利用者がおらず暇になったファーストクラスのカウンターでチェックインさせてもらえました。JALの赤い絨毯をこんなに早い段階で踏むことになるとは、なんとも恐縮ではあります。

 

 

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本日の搭乗券。残念ながら窓側獲得とはなりませんでしたが、中央ではなく通路側なので良いでしょう。

 

 

 

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それでは出国します。

 

 

制限エリア内を散策

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出国後すぐのエリアには免税店などありましたが、そちらには見向きもせずに進みます。

 

 

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T1の制限エリア内には、フィリピン発のファストフード店ジョリビーは見当たりません。マニラ乗り継ぎ利用でジョリビーを味わうことはできないようです。

 


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フィリピン航空のA330。コロナ前には日本路線に定期投入されていましたが、今ではなかなか見られない機材になってしまいました。

 


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キャセイが離陸。キャセイのマニラ便はかなり多いです。

 


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ラウンジ巡り。様々な航空会社が指定ラウンジとしているらしいPAGSSラウンジですが、エバー姉さんの主張が強いですね。

 


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フィリピン航空のラウンジなのでしょうか?

 


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本日お世話になるであろうJALのCAさんたちの姿を確認できました。

 


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右からの搭乗はかなり珍しい気がします。ちなみに関空行きでした。

 


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JALは世界各地にサクララウンジを持っている点が良いですね。

 


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タイ航空のラウンジです。

 


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もうやることもないので搭乗口へ。ゲート前エリアに入ろうとすると搭乗券のチェックをされ、確認済という意味なのか搭乗券に赤ペンで斜線がひかれました。もう外には出られないということなのか…。

 


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本日の搭乗機とご対面。羽田からの深夜便で到着したJA837Jで成田に向かいます。五輪開催時には聖火輸送機として活躍した機体ですね。フライトレーダーで過去のフライトを遡ってみると、同機にとっては久しぶりの成田となるようです。

 

 

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幸い窓から飛行機が見えますので、こちらを楽しみましょう。

 


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フィリピン航空のA330シンガポールに向かうようです。

 


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セブパシのA339。かなりの詰め込み仕様だと聞きます。

 


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今はフィリピン国内でしか見られないフィリピン航空のA320。社名が他機より大きい気がします。

 


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空港のトラックには、それぞれ異なる様々なフィリピン航空の就航都市が描かれています。

 

 

いよいよ搭乗!

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搭乗客も次第に集まってきました。これを見る限り、本日の乗客はフィリピン人が多めですかね?日本人は午後発の成田便や社畜便とも名高い深夜の羽田便に乗るのかもしれません。前者に関しては、7月に既にZIPに移管されてしまいましたが。

 


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搭乗開始となりましたので、搭乗します。

 


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PBBは一本のみのドケチ運用です。

 


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ガラス張りのPBBなのは評価できます。

 


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それでは乗り込みます!

 


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ビジネスクラスは長距離向けのフルフラットシート。

 


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そしてエコノミークラス。ビジネスのすぐ後ろの区画は元々プレエコのエリアでしたが、2クラス仕様に改修されたことでエコノミーの区画となりました。

 


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私の座席は後ろから2列目。実はプレエコ改修区画と座席の形状が違うことに気づきましたでしょうか。

 


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かなり早めの搭乗だったようで、まだ周りに人はいません。

 


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今回は通路側なので、機窓を楽しむことはできません。今のうちに主翼を見ておくことにしましょう。

 

 

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今回の機材は "JAL SKY SUITE" と名が付く、JAL国際線自慢の仕様です。JALの国際線に乗る機会がなかった私は、コロナ禍の国内線に投入される同仕様機に乗ってみようと2回挑戦しましたが、1回目はインター772運航便を予約したら欠航しドメ772運航便に振替、2回目はB6WL運航便を予約したらドメ737に機材変更ということで、2度フラれているんです。3度目の正直でしょうか、今回ついに搭乗を果たしました。乗り得を狙うな、国際線に乗れ。というJALからのお告げなのでしょうか。

 

 

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モニターについてはリモコンがないタイプ。その代わりタッチの感度はかなり良いです。

 

 


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安全のしおり。

 

 

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エンタメシステムは、往路の機材とはまた違います。

 


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機窓が楽しめない今回のフライトですから、何を見て過ごすか探してみます。

 

 

出発!

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機内は満席になり出発です。今回のチーフさん、アナウンスの日本語に東南アジアみを感じます。生粋の日本の方ではないのかもしれません。

 


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いつもの安全ビデオ。

 


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「脱出時に荷物を持たないでください💢」2024年始の事故ではこれが功を奏したのか、JALの乗員乗客は全員無事に脱出でき、世界中から偉業と称されました。

 

 

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プッシュバック開始。窓側に座る知人のご好意で、離陸の動画を通路側から撮影させてもらうことができました。

 


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東に向かって離着陸する運用の場合、T1は滑走路までの距離が短いです。アシアナ機が着陸し、その次に我々の離陸となります。

 


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フィリピン航空の翼が並ぶT1に別れを告げます。

 

 

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それでは離陸。看板にはWELCOMEと書いてありますが、また近いうちに再訪できると良いですね。

 


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離陸しました!

 


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マニラ市街地を一望します。

 

 

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モニターにはもちろんマップを表示させます。

 


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フィリピンを離れる我々へ、フィリピンから素敵な景色の贈り物。南国らしい美しい光景を見せてくれました。

 

 

機内散策

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通路側の特権といえばいつでもトイレに行けること。

 


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ギャレーに立ち寄ります。カートの札にはJL77の文字があり、羽田からの深夜便でやってきたことがわかります。

 


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ドア。

 


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今日は満席のようです。

 

 

機内食

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離陸後すぐに機内食のお時間。

 


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海外発の機内食は日本発に比べて劣るという意見もありますが、今回に関しては美味しくいただくことができました。往路では搭載していた味噌汁ですが今回は無かったので、代わりにコンソメスープです。

 


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JAL特有のお目覚めですか?シール。日常生活でも使えそうです。

 


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成田までは海上をひたすら飛行していきます。

 


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そろそろ日本領に入る頃でしょうか。

 

 

機内でのひととき

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食事が終わると機内は少し暗くなります。

 


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スカイタイムをおかわりしまして、機内エンタメを少し物色します。

 

 


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海外空港の案内ビデオ、結構好きでいつも見ます。手荷物受け取りレーンのイラストに表示される便名がしっかりその都市に到着する便のものとなっており、細かいところはしっかりしているなと感心した次第です。



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機内食紹介のビデオ。日本発機内食の紹介ということで、往路で見るべきでしたね。思ったよりしっかりしたビデオで、ここでしか見られないと思い食い入るように見ていましたが、帰国後に公式YouTubeに同じものが上がっているのを見つけ気落ちしてしまいました。

 


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機内エンタメのゲームで遊ぶ人は、最近はあまり見なくなりました。

 

 

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元プレエコ区画。後期導入のシートとなると、初期導入に比べて細かい相違点があるんです。

 

 

いよいよ到着

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着陸時も動画を撮影させていただいたので、そちらから引用です。

 


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1週間ぶりの日本は曇りでした。

 


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利根川を渡り千葉県に入れば、着陸もすぐです。乗り慣れた方なら、この時点で16Lか16Rのどちらに着陸するか判定できるのでしょうか。

 


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JALなら、しかも東南アジア方面からであればほぼ100%の確率で16L降りなんですけどね。

 


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というわけで着陸。桜が咲いているのが見えますね。到着時のアナウンスでも桜の季節が到来したことを知らせてくれました。

 


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日本に帰ってきてしまいました。

 

 

降機

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少し古さも感じられる降機ビデオ。この降機ビデオは、2024年1月から新しいものに更新されたようです。BGMの明日の翼は続投ということで安心しました。

 

 

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それでは降機…、としたいところですが、同行者の1人がAirPodsを機内で紛失してしまったということで、捜索を手伝います。CAさんにも手伝っていただき、無事シートの裏から発見されました。

 


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それでは改めて降機。そういえば最近、国際線のヘッドレストカバーは新しくなりましたよね。

 


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同じ機体の中でもエコノミーの座席仕様が前方と後方で若干異なるというのは新しい発見でした。実際に乗ってみないと分からないことって意外と多いです。

 


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この路線には少し贅沢かもしれないフルフラットのビジネスクラスシート。今後どこかの機会でクラスJとして座らせてください。

 


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降機、お疲れ様でした。

 

 

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今回の入国はスムーズでした。税関も電子申告であっという間に通過。

 


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というわけで到着。1週間前の出発時に見たのと同じ光景が広がります。振り出しに戻された感、私がなるべく羽田発成田着 / 成田発羽田着にしたいのはこれが一因だったりします。

 


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外資多めの成田も、午後から夕方にかけては日系の姿が多く見えます。

 


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夏スケからの運用形態変更で、成田発着運用にも入るようになったSS8仕様機。搭乗機はこの後ロサンゼルスに向かいました。

 


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KLMのスカイチーム塗装機。こんな時にネタが来るなんて勘弁してください。

 


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A380運航が再開したエミレーツ

 


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それでは帰りましょう。アクセス特急には2022年から都営車も入るようになっていました。

 

 


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余談ですが、帰国翌日に初の東急・相鉄直通線に乗ってきました。首都圏鉄道情勢の一大トピックを目にすることができたのは、その熱りが冷めてきた頃となってしまいましたが、その感動は今でも忘れません。

 

Flightradar24より


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はじめてのJAL国際線はフィリピン! 日本航空 東京成田-マニラ JL741 エコノミークラス 搭乗記

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どちらかといえばANA派の私は、いつもANAを使っていました。ですが、コロナ禍の3年間は毎年JALグループ運航便に1度は搭乗するようになっていたのです。そしてコロナ禍が明けようという2023年3月、ついにJAL国際線に搭乗する日がやってきました!

 

 

 

Today's flight

  • 航空会社: 日本航空
  • 便名: JL741
  • 出発地: 東京成田 (NRT)
  • 出発時刻: 9:30
  • 到着地: マニラ (MNL)
  • 到着時刻: 13:35
  • 所要時間: 5.05
  • 機材: B787-8 (JA823J)

 

 

出発前日から旅は始まっている

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フィリピンに出発する前日の正午、私がいたのは羽田空港第2ターミナル。保安検査場の上にあった電光掲示板が撤去され、かなり寂しい印象を受けますね。

今回のフライトは成田空港から出発のはずですが、今回ある用事があって羽田空港に来ています。

 


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そう。フィリピン渡航に際し、私は陰性証明書の取得が必要だったのです。先月のベトナムが通常通りの入国プロセスだっただけに少し面倒ですが、これもコロナ禍における海外渡航の思い出として残ることでしょう。

 

 

前日入りの成田空港

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PCR検査も無事終了、その足で成田空港まで来てしまいました。今日は大雨となっており、旅の不安を演出します。

 

 

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真っ先に向かうは展望デッキ。スターラックス航空は何度か見たことがありますが、同社のA350ははじめましてなのです。着々と規模を拡大するスターラックス。一度乗ってみたいものです。

 


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こんな雨の中でも、オープントップバスのツアーは実施されるのですね。展望デッキには申し訳程度の屋根があるので、とりあえずは安心。

 


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とは言いつつ、あめでカメラが結露してまともに撮影できないので、屋内に逃げ込みます。遅めの昼食とします。午後4時あたりには店内に人の姿もあまりなく、休憩場所として最適でした。

 


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夕方からまた撮影再開。台湾らしい鳥の塗装は、現在は消滅してしまったようです。

 


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カタール航空。後方にW杯塗装が施されています。カタールW杯開催に合わせ、ほとんどの機体にこの塗装が施されていましたが、この時には消滅間近となっていました。

 


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アメリカからフェリーされたZIPAIR初の新造機、JA850Jです。A滑走路に降りるだろうと思って期待していなかったので、B滑走路に降りてくれたのはラッキーでした。

 


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夜の成田でいつも楽しみなのがエチオピア航空。787でやってくるのがお決まりでしたが、今この記事を書いている11月はA350で運航されています。

 


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撮影終了したのも夜遅く、ターミナル内の主な飲食店は営業終了してしまったので、吉野家で軽く済ませます。

 

 

ナインアワーズに宿泊

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今回の宿泊先ですが、気になっていたカプセルホテル「ナインアワーズ」にしてみました。カプセルホテル自体は、成田空港温泉空の湯以来2度目です。

 


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まずはロッカールームで荷物整理、館内着への着替えを済ませます。利用客は欧米系の方が多かった印象です。

 


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先にシャワールームを見ておきましょう。私は夜10時と朝6時にシャワーを利用しましたが、夜は満室、朝はわずかながら空いているという状況で、待ち時間が発生することは覚悟しなくてはならないようです。

 


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さて、ついに今回のお部屋に行きましょう。この幻想的な色合いが良いですね。私の中で、カプセルホテルといえばこのイメージです。

 


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この秘密基地感がまた良いんですよね。必要最低限の自分だけの空間が、なんとも落ち着きます。

 


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就寝前に搭乗機を確認。16時間遅れでホーチミンから成田に到着するJA823Jが今回の搭乗機となりそうです。

 

 

活気戻る成田空港第2ターミナル

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翌朝7時半ごろ、成田空港第2ターミナル出発ロビーです。ここから通常の搭乗記が始まります。前置き長くて失礼しました。

今回、実はとある団体での渡航となっていまして、無事集合してからチェックインとなります。

 


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JALのカウンターに並ぶのも慣れないものですが、エコノミーのカウンターでおとなしく順番待ち。待ち時間もそれほどかかりませんでした。

 

 

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奥にはフィリピン航空のカウンターも見えます。同時刻にマニラへ出発する便があります。A321運航なのが気乗りしないです。

 

 

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本日の搭乗券。団体での旅なので、事前に座席指定は出来なかったのですが、今回は運良く窓側をアサインされました。

 


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国際空港の朝は早いですね。コロナ前の活気が戻ってきたようで、嬉しい限りです。

 


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それでは出国しましょうかね。大型の出発ボードが旅情を高めます。この電光掲示板はただの情報伝達の道具ではないんですよ。羽田の2タミは反省してください。

 


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成田の2タミは2019年末以来2回目ですが、いまいち印象に残っていません。

 

 

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サクララウンジもいつか訪問してみたいんですけどね…。なかなか実現も難しそうです。

 


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昨日の大雨が嘘かのように、旅立ちの日は快晴となりました。

 


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鶴丸が並びます。奥には77Wもいますが、鶴丸の77Wは羽田発着に完全移管されてしまいましたね。

 


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実はそれほど時間もないので、搭乗口の方向に向かいます。前回2タミに来た際「次回はサテライトも散策したい」と言っていた気がしますが、今回も叶いませんでした。

 


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南側にも鶴丸が並びます。

 


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華やかな扇子も、外国人に人気なんでしょうかね。

 


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さて、搭乗機は手前の787です。奥の767はジャカルタ行き。787の方が聞こえは良いですが、767はスカイスイートである一方、787は一世代前の仕様です。

 

 

いよいよ搭乗

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さて、今回の搭乗機とご対面。ついにJAL国際線に搭乗となると興奮してしまうものですが、それでもJAL自慢のスカイスイート仕様に乗らせてくれないのは、相当拒まれているのでしょうか。まぁ、冗談ですが。

 

 

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チャンネル選択権が利用客側にあるテレビは珍しいですね。

 


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搭乗開始しています。ゲートカウンターにビニルカーテンが設けられているのは初めて見ました。おかげで「マニラ」と表記されたゲートモニターが見えません。

 


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そういえばJALの787自体初搭乗でしたね。

 


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L1ドアは早々にクローズしたようで、全員L2に案内されます。

 


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お決まりのショットは忘れずに。

 


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乗り込みます!

 


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ビジネスクラスです。2-2-2の旧仕様で、フルフラットにはなりません。

 


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そしてエコノミークラスです。ANAの787が3-3-3配列なのに対し、JALは2-4-2なのが少し慣れないですね。

国際線では中国路線利用多めな私が、わざわざJALに乗ろうとはしなかった原因がこのシートです。2019年以前、中国線にはこの仕様の機材が投入されていることが多く、進んで乗りたいとは思えなかったのです。

 

 

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本日の座席です。

 

 

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787の翼が美しいのは、JALでも変わらずです。

 

 


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安全のしおり。

 

 

出発!

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国際線でもいつもの安全ビデオが流れます。

 

 

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今回はお見送りがいますので、出発の様子を撮影していただきました!

 

 

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20時間近く滞在した成田空港に別れを告げます。

 

 

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成田の第2ターミナルからの出発は2019年末以来。まだまだ慣れません。

 

 

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この時間帯の2タミ本館側は、JAL専用スポットと化していますね。

 


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モニターを起動させましょう。JALの機内エンタメシステムはMAGICと呼ばれているようで、同機に搭載されているのは5代目のようです。

 


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メニューはいろいろありましたが、とりあえずはフライトマップです。フライトマップシステムの提供元は、ANAと変わらないようです。

 

 

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先月の海外旅はベトナムホーチミン。そして今回の搭乗機は、早朝にホーチミンから到着したばかり。勝手に運命を感じてしまいます。

 

 

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1タミにはタイ航空やシンガポール航空ベトナム航空といった東南アジア系航空会社が並びます。

 


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滑走路に近づいてきました。ちょうどフィリピン航空のマニラ行きが離陸。現地で再会できるでしょうか。

 


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ANA Cargoは香港行き。

 


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次は我々の離陸の番です。後ろにはベトナム航空のホーチミン行きが続きます。これもまさに運m(ry

 


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GEエンジンを響かせ、A滑走路から離陸。

 


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2タミには東南アジアのLCCが並びます。

 


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2タミのデッキから撮影された離陸シーン。お見送りに感謝〜。

 

成田空港離陸後の風景を楽しむ

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離陸後は北上していきます。

 


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利根川を越えたあたりで右旋回、針路を南に向けます。

 


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180度旋回したところで、後に離陸したベトナム航空を発見。このホーチミン便は私が乗りたい便の1つでもあります。

 


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成田空港を上空から。10年後にはその姿も大きく変わることになるのでしょうか。

 

 

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九十九里浜は着陸時のイメージですが、離陸後に見たのは初めてかもしれません。

 

 

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機内エンタメを見てみましょうか。座席自体はメジャーなスカイスイート仕様と比較すると古いものですが、モニターのサイズは十分大きいです。

 


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JALが舞台の某ドラマもラインナップにありますね。

 


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私はこの「入国カードの書き方」が結構好きです。

 

 

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ちょうど入国カードが配られました。先月の海外渡航では、経由地のシンガポール、目的地のベトナムともに紙の入国カードがない国でしたので、この光景は久しぶりです。

 

 

初体験!JAL機内食

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フィリピンまではひたすら海上飛行です。これが昼の羽田出発便だと、名古屋あたりまで陸上を飛行することになりますが、成田出発便は一直線です。

 


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まずお手拭きが配られます。ビジネスクラスと書いてある気がしますが、ブランド変更による在庫処分だったりするのでしょうか。

 

 

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機内サービスカートがやってきたのはその30分後でした。入国カードを書き終えるのにはちょうど良い時間でしたが、お手拭きを先に配られてしまうとお腹が空いてきてしまい、我慢ならないという人もいるのではないでしょうか。私のことなんですけどね。

私は航空会社の機内サービスに興味を持って、そのまま航空業界にのめり込んだ人間ですが、当然その頃からJAL機内食は気になっていました。それから5年、ついに実食の機会がやって来たと思うと、感慨深いものです。

 


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ギャレーの壁には特別機内食を注文した乗客が記されていると思われる紙が貼られています。座席上に貼られるシールと対応していますね。

 


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機内食がやってきました!マニラ線では選択肢はなく、1種類のみの提供です。月の前半と後半で和食と洋食が入れ替わる感じですね。

 

 

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それではオープン!メインはビーフシチューオムライスです。洋食と言いつつ、日本人ウケが良さそうなメニューはさすがですね。今までの機内食でお気に入りだったのが、ANAの鰻玉丼なのですが、今回のメニューもそれに匹敵しそうです。

さらにJAL機内食で特筆すべきは、エコノミーでも味噌汁がついてくるところ!しばらく日本を離れる邦人の心に沁みる味です。

 


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食後のハーゲンダッツJALでもありますが、ANAと違うのは、カップにオリジナルメッセージの入ったJAL専用仕様だということ。

ところで、私が日系2社の機内サービスばかり研究していた頃、HPに載っている機内サービスの紹介文でよく見かけた「対象路線: 東南アジア(マニラを除く)」が印象に残っています。確かに、他の東南アジア線と比較しても距離は圧倒的に短いですからね。

 

 

食後のまったり時間

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国際線では、乗客が各々映画なりゲームなりを楽しんでいる光景を後ろから眺めるのが好きです。

 

 

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いつもの化粧室視察。ANAのような窓ありのトイレはこの機体にはなかったと思いますが、基本的にはいつもと変わらない787のトイレであります。

 

 

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機内食のサービスが終わり、しばらくしたところでCAさんのアナウンス。「残り40分で到着いたします」とのこと。なぬ!?フライトマップを見てもまだ距離はあるし、そんなに早く着くわけないだろうと思っていいましたが、どうやらCAさんが時差調整を忘れていたのか、本来は1時間40分後の到着の間違いだったようです。CAさんにもミスはありますね。

 


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とはいえあまりに暇なので、珍しくドラマを見たりします。機内では毎回機内アナウンスを録音する私、今回二股のイヤホンジャックを持参していなかったため、イヤホンジャックが使えず、音無しでの視聴となります。

 

 

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こちらのヘッドフォンも使うことはなく…。

 


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ちなみにこのモニター、やはり古めなだけあって感度は鈍いです。こんな時はリモコンで操作したいものですが、そのリモコンがどこにあるのか探していると、これまた古い機材にありがちな、肘掛けに収納されているスタイル。ではそれを取り出して使おうと思ったら…

 

 

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私がGoProを肘掛けに固定してしまったため、リモコンは取り出せなくなっていました。諦めましょう。

 


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機内ストレッチ映像はJALにもあるんですね。前回のアシアナ航空のように一斉に強制上映されるものではないので、見知らぬ人に挟まれた中央席で急にストレッチなんて、私にはできないわけですが。

 

 

いよいよ到着!

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これまでは上空を通過するだけだったフィリピンに、ついに降り立ちます!

 


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南国らしい風景が見えてきました。

 


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知らない土地の知らない湖にワクワク。

 


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訪れることのなさそうな田舎(?) の都市にもワクワク。

 


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謎の造形物。

 


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農地?湿地?

 


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いよいよ最終の着陸態勢です。

 


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それにしてもよく揺れます。以前マニラに行ったという知人も、着陸前は大揺れだったとのことだったので、元から揺れやすいのかもしれません。いや、たまたまだったのかもしれませんが。

 


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前回のベトナムとはまた違った家屋。ワクワクします。

 


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06への着陸だと、左手にマニラ都市圏、右側にはマニラ郊外の風景が広がります。

 


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着陸!かなりハードなランディングもどこか心地良いです。

 


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この空港には様々な航空会社の機体が重整備にやってきます。定期便でマニラにやってくることはないA380も、整備フェリーでやってくることがあるようです。

 


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日本ではなかなか見られないサウディア。

 


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エアアジアのスペマに注目してしまいますが、その後ろにはスターフライヤー機の姿が!JA06MCとのことで、北九州に戻った後、退役してしまいました。

 


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この空港では新しい部類に入るT3は、セブパシフィックの牙城です。ANAもこちらのターミナル発着となっています。

 


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T2はフィリピン航空の国内線を中心に発着しているようです。

 


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基本的にフィリピン国内でしか見られないフィリピン航空のQ400。コロナ前、実は羽田深夜便に投入された日もありました。

 


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フィリピンの空港らしい1枚。

 


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搭乗機はT1に到着。

 


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前回のベトナム編でも記しましたが、海外の空港に到着し、まず初めに目にする現地人はその空港のGSさんです。GSさんを観察しながら、これからの滞在に思いを馳せたりするのです。

 

 

降機

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それでは降機です。

 


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ブリッジはL2のみ接続。

 


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搭乗機を撮影できる場所はあまりなく、これが限界でした。

 


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スッキリしたターミナル。今のところは世界最悪の空港という評価を感じさせません。

 


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コロナの影響でその数を大きく減らしたフィリピン航空のA350

 


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なんだかんだ入国審査もあっさり抜けて、手荷物受取。

 


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到着ロビーはあっさりしています。

 

 

フィリピンの風景を堪能


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バスで宿泊地に向かいます。セブパシフィックの営業所でしょうか。



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存在感が薄いT4。エアアジアのターミナルです。

 


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フィリピン航空のオフィス。

 


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T3です。

 


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フィリピン特有の乗り物ジプニー。観光客は乗るべきではないと言いますが、旅人的には乗りたくなってしまうのが本音。現地の知人がいれば一緒に乗れるかな?

 


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セブンイレブンは海外でもよく見かけます。

 


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世界のマクドナルド。ここフィリピンではジョリビー人気が高く、マクドナルドは二番手になります。

 


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フィリピン軍の基地が近いようです。

 

 

Flightradar24より


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懐かしの肉厚シートで帰国 アシアナ航空 ソウル/仁川 - 東京成田 OZ106 エコノミークラス 搭乗記

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ホーチミンから深夜便でソウルに到着。1時間半しか眠れず、ほぼ徹夜状態で倒れそうなのですが、ここから乗り継いで成田に帰ります。機種はホーチミンからのものと同じA330。一方、機内仕様は異なるみたいなので、比較してみたいと思います。

 

 

 

Today's flight

  • 航空会社: アシアナ航空
  • 便名: OZ106
  • 出発地: ソウル/仁川 (ICN)
  • 出発時刻: 12:35
  • 到着地: 東京/成田 (NRT)
  • 到着時刻: 14:55
  • 所要時間: 2.20
  • 機材: A330-300 (HL7740)

 

 

東アジア最大のハブ空港を散策

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眠い目をこすりながら乗り継ぎ案内に従って進むと、保安検査場にやってきました。乗り継ぎは改めて保安検査ありますよね。地味に面倒ではあります。

何事もなく通過… かと思いきや、手荷物が検査に引っかかりました。何かと思ったら、ホーチミンの空港で購入した2本のジュース(未開封)のことみたいです。はいはい、検査してくださいな〜 と差し出すと、係員は2本を持って奥のゴミ箱にドボン!! え、、廃棄…。

冷静に考えてみますと、ANAの機内アナウンス「1容器あたり100mlを超える液体類は、乗り継ぎ便及びお帰りの便の客室への持ち込みはできません」が思い出され、納得しました。そうだよな、国内線じゃないんだもんなぁ。

 


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とはいえ、食料廃棄恐怖症の私にはかなりショック。眠気とのダブルパンチで、無気力となっています。

 

 

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第1ターミナルのマップ。

 


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とりあえずターミナル散策に出かけます。初めての仁川空港、開放的でありながら少し無機質。アメリカのハブ空港とデザインが似ているような気もします。

 


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ハングル表記では、当然書いてあることは分かりません。ですがここは航空マニア、便名を見て行き先が分かってしまうことも多いのが救いです。ということで、OZ222というのがニューヨーク行き。そして次発のOZ106は私の搭乗便になります。

 


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ホーチミンのカウンターで前に並んでいた方々は、このA350でニューヨークまで長距離フライトかと、少し羨ましくなったりします。何かの間違いで、このA350が成田までの機体にならないだろうかと思ったりもします。

 


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端までやってきました。

 


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先ほどホーチミンから乗ってきたHL8282。次は台北に向かうようです。

 


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アシアナの翼がいくつも並びます。

 


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こちらもアシアナの成田便。本日搭乗する1本前の便になります。こちらもA330での運航。こちらに乗ると仁川空港の滞在時間が短いと思い、予約時点ではA321運航だった次発をあえて選びました。結果的に、今回の搭乗便もA330に大型化されたので、結果オーライです。

 


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チェジュ航空が出発すると思ったら、これは成田便。韓国系LCCを見かけると、だいたい日本路線だったりします。

 


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シンガポール航空もいますよ。今回の旅で搭乗したのと同じ、中距離仕様機ですね。

 


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さすが東アジアというべきか、マスク着用者が多いです。航空機内とは違い、ターミナル内では着用が任意となっているらしく、実際欧米旅客は外している方も多く見かけましたので、私も外すことにしましょう。

 

 

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うずらの卵?なんだか気味の悪いデザインです。

 

 

アシアナラウンジで仮眠

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さて、初めてのアシアナ航空ラウンジに潜入しましょう。

 


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コンコースをオーバークロスしてラウンジ入口へ。浦東空港のエアチャイナラウンジでも同じようなつくりでした。

 

 

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アシアナラウンジは、この第1ターミナルに3箇所あります。今回はメインと思われる中央ラウンジを選びました。

 


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有人カウンターで受付し、その後搭乗券を改札にかざして入場。なんとも不思議なシステム。

 

 

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広々としたラウンジになります。ソファ席がメインですが、個室型の座席もあったりします。SFC会員大量量産中のANAラウンジには設置できないものです。スイートラウンジはまた別ですが。

 


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ラウンジからの眺めも最高です。日本だとなかなかお目にかかれないアシアナA350も、ここでは飽きるほど拝むことができます。

 


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メニューを見てみましょう。主な食事メニューはここに集中しており、種類はあまり多くはないようです。

 


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朝食の時間帯だからというのも関係しているのでしょうか。

 


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辛ラーメンは定番です。

 

 

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アルコール類やスナックなどは別のカウンターにあります。

 


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窓からはウズベキスタン航空の姿!成田にも就航していますが、見るのは初めてです。

 

 

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ここで本日の搭乗券です。ホーチミンからのチケットは切り取られて半券のみとなってしまったので、その反省からラウンジで事前に撮影。結果的に、仁川空港では切り取られることはありませんでしたが…。

 


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せっかくなので、シャワーを浴びることにしました。ANAラウンジのように目玉が飛び出る待ち時間ということもなく、すぐに入れそうです。

と言いつつなんだかんだ待ち時間は長く、忘れられたのかなと思いつつも寝ながら待っていると、呼び出しブザーで目を覚まします。30分はかかりました。

 


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シャワールームは4つ。夜だと混み合うのではないかと思ったりしますが、羽田のANAと違い、アシアナは仁川空港から深夜発のフライトが無いんですよね。21時前の北米線が最終で、あとはスタアラ系航空会社の出発が残るのみ。それなら意外とキャパは足りているのかもしれません。

 


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ラウンジのシャワールーム、実は人生初。航空ファンになるまで、シャワールームの存在というものを意識したこともありませんでしたから、念願が叶ったというところでもあります。

 


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朝シャワー最高です。眠気も覚めたような気がします。

 


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アメニティ類はこちら。

 


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シャワーから自席に戻ります。すっかり元気になったので、搭乗開始には少し早いですが、ラウンジを後にします。

 

 

仁川空港をもう少し散策


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ちなみにアシアナラウンジ東。中東三大航空会社(ME3) の指定ラウンジになっているのは、なんとも誇らしい気もしますね。



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ターミナル右端は、閑散としています。

 

 

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ハングルの都市名が読めずに苦労しているところに、クメール語なんて出されたら頭が混乱してしまいす。

 


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乗りたかった777。こちらはローマまでの長距離フライトです。

 


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隣には777のスタアラ塗装機!ANAに3機いた777のスタアラ機は、コロナで一気に消滅してしまったので、懐かしさを感じます。

 

 

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アシアナのA330が3機並ぶ光景。一番奥の機体が、実は今回の搭乗機であります。そして一番手前は、以前イスタンブールでターキッシュエアラインズの尾翼に主翼を当ててしまった機体です。

 


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もう少し散策を続けます。韓国にいる実感は湧きません。

 


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蜘蛛ですか…。これまた気味の悪いものを。

 


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某店舗の仕掛けは面白かったりします。

 

 


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仁川空港のキャラクターたち?なんか可愛いんですよね。

 

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韓国男に吸い寄せられ、免税店を冷やかし。



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韓国の民族衣装のお披露目ですかね。

 


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移動し始めたと思ったら搭乗ゲートの方向に歩き出したので、一緒に向かいます。

 


いよいよ搭乗!

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搭乗口に到着。ビジネスの優先レーンも既に多くの人が並んでいます。そしてエコノミーのレーンはその倍以上の人が並んでいて、羽田-伊丹線かと錯覚します。

 


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さて、本日の搭乗機です。もう見慣れたA330-300、レジはHL7740です。ホーチミンから乗ってきたHL8282は機齢9年。一方こちらのHL7740は17年となります。外見からは特に違いは… なくはないです。アシアナの三角ロゴが、こちらの方が少し大きくなっています。

 


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乗り込みましょうか。再びマスクの用意をします。

 


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成田まで、よろしくお願いします。

 


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運命の分かれ道とか、懐かしい響きですね。

 


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乗り込みます!

 


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先ほどのA330とは機齢が離れているだけあって、座席もさらに古さを感じるものになっています。

 


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今回の座席です。

 

 

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着席してみると、目の前には小さなモニター。このサイズのモニターは、今では絶滅危惧種ではないでしょうか。数年前までANAの767はこのタイプのモニターが当たり前でしたので、懐かしさを感じます。自分にとって、飛行機といえばこの小モニターなのです。

 


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まだ慣れない仁川空港の景色に、このまま乗っていれば成田に着くというのが少し信じられない気もしますが、結果は2時間後に分かるでしょう。

 


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薄型シートが主流となっている今、このような肉厚シートはなかなか見られなくなっています。この厚いシートは、座った時に安心感があるんですよね。分厚いシートに分厚い肘掛け。最高です。

 

 


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モニターを見てみようとしますと、すでに韓国語設定で何も分からず…。タッチパネルではないので、コントローラーでの操作が必須なのも、今では少し慣れないもの。

 

 


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安全のしおり。

 

 

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足元には謎のBOXが備え付けてあり、邪魔です。

 

 

出発!

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出発チェックです。ここで驚いたのが、非常口の表記が漢字でそのまま「非常口」であること。先ほどのHL8282ではハングル表記でしたが、昔の漢字文化の名残なのでしょうか。

 

 

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日本人CAは乗っていないようです。日本語アナウンスもありません。中国東方航空でもそうでしたが、同じ日本路線でも日本人CAが乗っている場合と乗っていない場合があるみたいですね。

 


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プッシュバックです。

 


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あんなに賑わっていたスポットも、正午をまわる頃には空っぽになるのですね。

 


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MIATモンゴル航空が2機も。韓国からはモンゴル需要が高いのでしょうかね。大韓航空アシアナ航空ウランバートルに路線を持っているみたいですし。

 


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サッカー塗装のアシアナ機。

 


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ルフトハンザの744を発見!日本にも飛来頻度を増やしてほしいところです。

 


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他に出発の機体はおらず、ノンストップで滑走路に。出発直前まで南に向かって発着する運用でしたが、再び北向きの運用に戻ったようです。

 


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離陸しました!

 


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まだまだ土地が余っていそうな空港周辺エリア。将来的に開発が進んでいくのでしょうか。

 


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離陸後は左旋回します。間違えて直進するものなら、北の国に突入してしまいます。

 


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仁川空港が左に。改めて見ると巨大な空港です。

 


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ここは仁川市ですかね?大きな都市なのは間違いなさそうです。

 


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空の上から韓国観光を楽しみます。

 


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一際目立つタワーがありますが、調べてみますとあれがロッテワールドタワーみたいですね。展望台もあるのでしょう。

 

 

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金浦空港は見えないか探してみましたが、見当たらず。代わりにこんな空港を発見。韓国空軍の基地でしょうかね。

 


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ソウル市を離れると、機窓から見えるのは山。ベルトサインも消え、そろそろ機内サービスも始まるでしょう。

 

 

短距離線のお手軽機内食

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国際線としてはフライト時間の短いこの路線、機内サービスも慌ただしく始まります。CAさんは韓国語で話しかけてきますが、なんとなく言いたいことは分かるので特に問題はないでしょう。

 


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機内食は1種類のみ。トレーはなく、ホットミールと箱が配られます。

 


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開けてみますと、予想以上に美味しそうな食事が姿を見せます。そしてこれが実際美味しいんですよ。パイナップルが一緒に入っているのもgood!! であります。韓国発の機内食、侮れませんね。

 


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調味料としてコチュジャンが入っているのは韓国らしい!韓国人は何にでもコチュジャンをかけて食べるのでしょうかね?

 


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機内食を食べている間に、韓国から日本海に出ます。アシアナの機内では東海の方が良いかな?いえ、日本海です。

 

 

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韓国系航空会社に乗るなら見ておきたいものがこちらのDokdo表記。紛れもなく竹島であり、わざわざフライトマップに表示するほどの地名ではないはずですが、韓国の必死な抵抗が垣間見えます。

 

 

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ここでベルト着用サインが点灯。揺れるかなと身構えますが、大した揺れもなく。竹島は見えないかと探してみますが、この雲だと探すのも難しそうですね。想像以上に遠くにあると思いますので、多分見えないでしょう。

 


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ベルトサイン消灯の合図はありませんが、CAさんや他の乗客も立ち始めているので、私もトイレに行きます。

 


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これはやはり消灯するのを忘れている感じですかね。どこかの中国系航空会社でもこんな展開あったような。

 


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日本人と韓国人、どちらが多いのかはよく分かりません。見たところ1人客が多いようで、話し声がほとんど聞こえてこない、そんなフライトです。

 


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ヘッドレストは折り曲げられるタイプ。この状態だともたれかかるというよりは頭の固定になりますね。

 


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免税品販売のご案内。いつも思うのですが、あんなに多くの商品ラインナップを、機内のどのスペースに積んでいるのでしょうか。不思議でなりません。

 

 

美しい北陸の雪景色

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しばらく海だけの機窓だったが、石川県から日本上空に入る。しばらくすると、そこには雪国が広がっていた。

 


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詳細なフライトマップがないので場所は分からず眺めていましたが、後日調べると、上越周辺だったそうな。帰国時に日本の風景を目にして安心するというのは定番ですが、雪景色がお出迎えというのは初めてです。

 


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雪を被った山々が美しい。

 

 

いよいよ着陸

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進路を南に変え、成田に向かいます。

 


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モニターはエラーが起きたりで、使うことはありませんでした。

 


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ユニセフの映像が流れます。どうやら寄付をお願いしますという内容。映像が終わると、封筒を持ったCAさんが機内を歩きます。この便では寄付をするという乗客は見かけませんでした。細かい外貨が余った際には寄付するというのも良いかもしませんね。

 


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成田の着陸といえば九十九里浜が定番ですが、今回見えたのは太平洋に面した須田浜海岸。

 


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霞ヶ浦上空を通過します。

 


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そして左旋回し、最終の着陸態勢へ。

 


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A滑走路かB滑走路か、どちらに着陸するかわからず、ワクワクします。

 


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奥に進入灯が見えるので、我々はA滑走路に着陸ですね!

 


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B滑走路の延伸で、この高速道路も地下化されるのでしょうか。

 


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いよいよ着陸です。

 

 

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さくらの山は今日も見物客で賑わっているでしょう。

 


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着陸!この旅を締めくくる、ナイスランディングでした。

 



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ZIPAIRも1タミ北の主と言えるまで成長しましたね。

 


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ANAの文字には安心感を覚えます。

 


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成田の誘導路はわりと複雑です。到着後は国際線乗継客が先に降機し、その後日本入国の乗客が降機という案内がありました。

 


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一番奥のスポットに入りました。

 


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案内があるまで座ったままお待ちくださいという機内。ベルトサイン消灯後、すぐに立ち上がる乗客に対しCAさんは「スワッタママヨー」というように制止します。

 


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隣にはユナイテッドの787-10が到着。夏ダイヤから羽田発着に移管されるロサンゼルス便です。隣のANA機も787-10であります。

 

 

降機

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到着10分後には全員降機の案内。

 

 

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計画通り統合されるならもう乗る機会はないかもしれないアシアナ航空、その機内を最後の最後まで堪能します。

 


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降機、日本に戻って参りました。降機直後の地上職員には「カムサハムニダ」と言われたので、訪日客の気分でもあります。

 


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ANA便も到着ラッシュの時間で、スポットにはANA機の姿が多く見られます。彼らの多くは、夕方にまた世界各地に出発していくのです。

 


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そんな中1機だけ佇むUA機。羽田移管が進み、成田でも姿が見られなくなってきているのは寂しいものです。

 


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さらばアシアナ航空。またどこかで。

 


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さて、あとは日本入国となりますが、3年ぶりの日本入国は、なんだか殺伐とした雰囲気…。

 


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いつもなら悠々と入国審査場まで歩いていくわけですが、それが今では順路をレーンで仕切られ、遠回りをさせられながらぐるぐる歩いて行きます。延々と叫び続けるオバサン職員、何度もチェックするVisit Japanの青画面…、なんだか、今回の旅で経験したどのイミグレーションよりも一番ウザいのが成田でした。

 


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なんとか入国まで完了しまして、ほっと一息。

 


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預け荷物の多くはすでにレーンから下ろされています。

 

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税関も電子申告で通過できるようになったのですね。初体験してみますが、なんだか上手くいかない…。係員も何故かずっと英語で話しかけてくるし、諦めて有人カウンターを通過。

 

 

展望デッキでお見送り

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コロナ禍のイミグレは初めてだらけ。到着ロビーに着いてようやく、帰ってきた実感が湧きました。

 


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見慣れたいつもの成田。当然ここは日本人だらけです。

 


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出発階からアシアナの尾翼をもう一度。念願だったアシアナ航空搭乗が叶い、感無量なところでもあります。

 

 

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いつも通り展望デッキにやってきました。

 


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ちょうどホヌがホノルルから帰ってきたところ。周遊フライトばかりだったA380も、やっと通常通りの運航に戻りましたね。

 


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久しぶりの香港エクスプレス。塗装が変わるらしいですが、私は現行塗装の方が好きです。

 


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羽田では見られなくなったので、お久しぶりの東方航空。天津工場製のA350です。

 


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ANAカーゴ、JA8970です。昨晩ホーチミンを往復し、その後ソウル往復して帰ってきたところという、私の行動を全て把握していたかのような機体です。

 


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中国路線での活躍がメインのB6WL。コロナ禍では国内線への投入も多かったですが、今年から国際線に戻っていきそうですね。

 


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先ほどの搭乗機がやってきました。

 


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折り返し、ソウルに向け飛び立って行きました。このHL7740は翌日以降も毎日のように成田に来ていて、この1週間後には成田でオイル漏れトラブルをやらかしてしまったりということもありました。

 


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成田経由でロサンゼルスに向かうシンガポール航空。同じ時間にシンガポールとロサンゼルスからそれぞれ飛んできて、また同時にロサンゼルスとシンガポールに飛んでいきます。SQの77Wが同時に2機見られるという贅沢です。

 


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外資系の大型機ばかりの成田には少し似合わないQ400。セントレア便です。夏ダイヤからは737に大型化されてしまい、成田ではまたしばらくお別れとなってしまいましたね。成田から仙台や新潟への便をQ400で再開してほしいと思うところですが、絶望的でしょうか。

 

 

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日も暮れてきたので帰りましょうかね。

 


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奮発してリムジンバスで帰ります。昨日からほぼ睡眠ゼロ、車内では爆睡だったことは言うまでもありません。

 

 

Flightradar24より


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初アシアナで初の韓国へ! アシアナ航空 ホーチミンシティ - ソウル/仁川 OZ736 エコノミークラス 搭乗記

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東京からシンガポール経由でやってきたホーチミン。その復路はというと、アシアナ航空利用のソウル経由となりました。大韓航空との合併で消滅間近と言われるアシアナ航空に、今回ついに初搭乗です!

 

 

 

Today's flight

  • 航空会社: アシアナ航空
  • 便名: OZ736
  • 出発地: ホーチミンシティ (SGN)
  • 出発時刻: 0:10
  • 到着地: ソウル/仁川 (ICN)
  • 到着時刻: 6:55
  • 所要時間: 4.45
  • 機材: A330-300 (HL8282)

 

 

ホーチミンに別れ、空港へ

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時刻は19時前。ホーチミン最後の観光スポットに向かいます。ビテクスコ・フィナンシャルタワーです。

 


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その49階に、サイゴン・スカイデッキがあります。旅の最後に、ホーチミンの夜景を眺めます。

 


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このタワーも、ランドマーク81に高さを越されてしまいました。

 


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3日間のホーチミン観光は終了。再訪を誓い、この街を後にします。

 


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初日の到着時には、ぼったくりタクシーに遭ってしまいましたが、帰りは安心のビナサンタクシー。

 

 


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空港までは幹線道路を一直線。車窓には広告看板ばかり目に入ります。

 


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空港に近づいたようです。

 


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ベトナム航空の施設?ホーチミン支社?

 

 

空港でチェックイン、出国まで

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出発階に到着。この雑踏した人波が最後までベトナムらしいですが、スリ警戒MAXで入口を目指します。

 

 

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出発ロビーには、航空券を持っている旅客しか入ることができないことになっており、見送り客とはここでさよならになります。入口には警官が立っていますが、チケットをチェックされることなく通過となりました。旅客っぽい見た目をしていれば入れてくれそうです。

 


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ターミナルビルに入り、ほっとします。

 

 

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コードシェア便もすべて同時に表示しちゃう電光掲示板。

 

 

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ターミナルを右に進んでいくと、ありました。見慣れたANAのカウンターです。カウンターに並ぶ日本人顔に、少し安心感を覚えます。

 


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まぁ、私が乗るのは向かい側のアシアナ航空なんですがね。ANAのカウンターに背を向け、アシアナのカウンターに並びます。

このターミナルですが、日本の支援で建設されたこともあって、見慣れたデザインをしています。福岡空港国際線ターミナルを思い出します。



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前に並んでいるグループは、ソウル経由でニューヨークに向かうらしく、多くの荷物を預けておりました。そのおかげで、少々時間はかかっていたようです。

 

 


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本日の搭乗便はどうやら遅延。搭乗機の到着遅れ予定もフライトレーダーで確認済みなので、特に驚くことではありません。この便、1月はほぼ毎日遅延しておりましたし、今日も例に洩れずといったところでしょうか。

 


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チェックインでは、Visit Japan Webの青画面を確認されます。少し時間はかかりますが、無事終了です。

 


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途中、ANAのクルー集団を発見。

 


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チェックインは終了しましたので、少しだけ出発ロビーを散策。

 


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ベトナム最大のLCC、ベトジェットです。夜には東京や関西への便も運航していますので、日本人もある程度並んでいるものと思います。

 


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フラッグキャリアベトナム航空。そのわりには出発ロビー中心から少し離れた、控えめな位置にカウンターがあります。

 


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タイスマイル就航1周年。親会社のタイ国際航空は撤退していたんですね。タイと陸続きのCLMV路線はさすがに需要がなかったようで、A320運航のタイスマイルに移管されてしまった形です。

 


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鶴丸もありました。日本人よりは、訪日客や乗り継ぎ客が多いような、そんな客層です。

 


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みんな大好きエミレーツ。ここホーチミンでも存在感を放ちます。ベトナムにやってくる欧州旅客は、やはりエミレーツカタールの利用が多そうです。

 

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出荷審査に並びます。写真はありませんが、想像以上に多くの人が並んでおり、時間がかかることは容易に想像できます。優先レーンがないのも辛いです。

こちらのモニター、便名の横に名前が並んでおり、預け荷物に問題があったのでカウンターにどうぞ ということでしょうか。ここまで並んでカウンターに逆戻りは、さすがに辛いですね。

 

 

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見送り客は出発ロビーに入ることはできませんが、展望デッキはあるようです。

 

 

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横をエミレーツのクルーが通過していきます。

 

 

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並び始めてから出国までに、45分かかってしまいました。そしてまだ保安検査も残っており、それを通過した頃には、ちょうど1時間となっておりました。

 


制限エリア、そしてラウンジ

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やはりそんなに大きいターミナルでもないようで、免税店などはこのエリアに集中しているのみだったと思います。

 

 

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とりあえず見に行きたいものがあるので、急ぎます。

 


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いました!羽田に出発するANA機です。ちょうどファイナルコールとなっていますので、搭乗客と思われないように階段を降ります。

 


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海外でANA機をこんなに近くで見られるとは、それはもう感動ものです。これに乗れば、明日の早朝にはもう羽田というのが、なんとも羨ましいような気はします。

 


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せっかくなので出発を見送ります。グラハンさんが手を振っているのも、日系航空会社ならではであります。日系以外では、お手振りなんて滅多にありません。

 

 

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ちょうど搭乗機も着陸しました。先ほどのANA機のスポットの隣、目の前の18番スポットに入る予定なので、このまま待ってみます。

 


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と思いきや、なんと隣の17番スポットに入っていったではないですか。そしてスポットイン直後、搭乗便のゲート変更の放送が流れます。

 


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では予定していた18番ゲートはというと、すぐ後にメルボルンからのジェットスター機が入ってきました。

 

 

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搭乗機も到着したところで、ラウンジに向かいましょう。

 

 

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指定のラウンジへ。少し場所が分かりづらいですが、なんとか辿り着きます。

 


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あまり食欲はないので、少し見て回るだけにしましょう。

 


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自分でフォーを作ることができるみたいですね。

 


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おっと、気づいたらフォーを作ってしまいました。食べることにしましょう。

 


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フルーツも充実です。

 


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現地ならではのソフトドリンクは興味をそそります。

 


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パインジュースにしてみました。

 


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そこまで大きくなさそうなラウンジ。今は空いているみたいですが、混雑時のキャパは足りるのでしょうか。

 


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アシアナの看板を持った職員が搭乗の案内にやってきたので、ラウンジを去ります。こちらはホーチミンに日本製地下鉄がやってくる的な雑誌ですかね?読んでみれば良かったですが。

 

 

いよいよ搭乗!

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17番搭乗口に向かいます。

 


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キムチ一色の空間には慣れませんが、半日の辛抱です。

 


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あらためて、本日の搭乗機A330-300、レジはHL8282です。アシアナ航空日本路線のワイドボディ機といえば定番の機体ですね。そして奥には大韓航空の773がプッシュバックです。

実は今回の搭乗便、予約時は777での運航予定だったのが、A330運航に変更となってしまった経緯があります。前にも似たような展開ありましたね?

dreamliner.hatenadiary.jp

 

機材変更とならず、無事777への搭乗を果たした友人Kの搭乗記はこちら。

rjtta350xwb.blogspot.com

 


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それでは搭乗。寝ぼけていてすっかり忘れていたことがありまして、それがこの空港では搭乗券を破り取られるということ。

 

 

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慌てて撮影しましたが、かなり適当な画になってしまいました。ゲートを通過すると、手元に残ったのは半券のみ。残念…。

 

 

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パイロットの方々、よろしくお願いします。

 


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主張の激しい黄色広告に見送られ、キムチの世界に誘われます。

 



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初めてのアシアナ機に少しドキドキ。帰国の安心感などありません。

 


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乗り込みます!

 


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マスクの装着をすっかり忘れておりまして、日本語でお願いされてしまいました。アシアナ機だと着用が義務付けられているみたいですね。ビジネスクラスを眺めながら、マスクを取り出します。ただいま、マスク社会。

 


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初対面となるアシアナのエコノミー。少し古臭い印象があるのは致し方ないところでしょうか。

 


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本日の座席。

 

 

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モニターは新しいタイプではないものの、十分な大きさです。

 

 


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安全のしおり。

 

 

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モニターを見てみます。

 

 


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早速開くのはフライトマップです。なぜか言語をコリアンにしてしまい、地名が全くわかりません。



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機窓からは同じく韓国のt'way航空、そして奥には「えぶりわん!」な鶴丸の姿が見えます。あちらの機内では、恒例の「脱出時に、荷物は持たないでください💢」が上映されているのでしょうか。

ちなみにアシアナ航空でのアナウンスは「ladies and gentlemen」になっているようです。やはりこちらの方がしっくり来ます。

 


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YouTubeで見ていたアシアナの安全ビデオを、ついに生で視聴します。酸素マスクは韓国語で「サンソマスクゥ」になります。

 

 

出発!

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プッシュバックです。いい加減眠くなってきており、ぼーっとしています。

 

 

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鶴丸機が羽田に旅立って行きました。

 

 


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ANA Cargoの767を発見。JA8970です。そして奥には成田から到着の78X、こちらはJA900Aとなります。夜のホーチミンANA多めです。



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先ほどとは別の大韓航空機。こちらは朝に折り返します。

 


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ベトナム航空の整備地区。

 


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夜の整備を受ける787です。

 

 

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25Lから離陸です。夜のホーチミンに舞い上がります。

 


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右旋回し、機窓からはホーチミン中心地の方向が見えます。とにかく美しい夜景です。夜便も捨てたもんじゃないなと、改めて感じました。

 

 

こんな時間から機内食!?

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という見出しの直後に貼るべき写真ではないですね。失礼しました。

 


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とにかく眠いので、トイレ散策は早めに済ませようと思った次第です。

 


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離陸直後はドリンクサービスだけやって、就寝モードになるものと思っていましたが、機内照明がMAXなんですよ。そしてなんだか良い香りがします。

 


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とりあえずドリンク。アシアナならではのドリンクというのは無さそうだったので、無難なオレンジにします。

 

 

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本当に機内食やってきましたよ…。

 


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変に食欲が湧いてきてしまったので食べます。

 

 

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ちなみにもう1種類はお粥です。

 

 

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食べないという選択をとる人もいますが、ほとんどの乗客が食べています。ただいまベトナム時間で1:40。みんなで禁断の夜食タイムです。

日系航空会社だと、離陸後はドリンクやスナックの提供のみで、すぐに消灯。そして到着の2時間前あたりで機内食の提供となるのが東南アジア発深夜便のサービス形態だと思いますが、皆さんはどちらの方が好みですか?

 


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食後は紅茶もしっかり。



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機内販売冊子は各座席に備え付けてあります。サプリが多いのは韓国系らしいのかなと思いますが、アシアナ航空CAさんのエプロンも商品になっていたりしました。

 

 

束の間の就寝

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食事も終わり、乗客も就寝モード。リクライニングを倒す乗客が多いのは、日系だと見慣れない光景です。後ろの韓国人が寝ているのを確認して、私もそっと倒します。周りの客層ですが、韓国人よりもベトナム人などの乗客が多いように感じます。

 

 

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窓のシェードは閉めるように言われてしまいました。夜だから何も見えないと言われればそうですが、少し寂しいものです。

 

 

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少しだけエンタメを見てみます。

 


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当たり前ですが、韓国映画多めです。邦画は確認し忘れました。

 


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時刻は3時前。やっと機内の照明が落とされました。

 

 

機内から眺める日の出

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1時間半ほど寝たのでしょうか。現在は韓国時間6:30ごろ。九州の隣までやってきたようです。

 


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遠くから日が昇ってきます。

 


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東南アジアからの深夜便で日の出を眺めてみたいと思っていましたが、アシアナの機内でそれが叶いました。

 


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韓国上空にやってきたみたいです。名前も知らない街の明かりが見えます。

 


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機内も明るくなりまして、ストレッチ映像が始まります。

 


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初の韓国上陸に興奮します。日本海が東海表記になっているのも、ついに実際の機内で見ることができたという感動が、逆にあります。

 


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今回入国はしないので、上空から韓国の街並みを楽しみます。

 


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CAさんが入国カードを持って歩きます。記念にもらいたかったのですが、他の乗客に渡した際に入国時の説明や確認などをしていたので、面倒だと思いやめました。

 

 

いよいよ到着!

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外はすっかり明るくなっており、いよいよ着陸態勢というところです。

 


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韓国の田舎を眼下に、仁川空港を目指します。

 


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ファイナルアプローチは海上を飛行。

 


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海上となると、景色の変わり映えがないので、少し退屈ではあります。

 


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陸地が見えてきました。

 


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空港の周りに建っているのはホテルでしょうか。

 


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遠くに朝の飛行機を眺めながら…

 

 

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着陸!メインギアの接地が2段階となっているA330の着陸は、独特の感触があります。

 


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大韓航空一色な第2ターミナル。

 


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韓国2大航空会社が交互に並んだり…

 

 


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両社の4発機が当たり前のように駐機しています。



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隣の滑走路からチェジュ航空が離陸。新千歳行きです。

 


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滑走路を横断。

 


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後続にはエールフランスが着陸。更新後のデカいロゴ機は初めて見ました。

 

 

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フィリピン航空も朝早い出発。マニラの少し北、アンヘレスに向かう便です。

 


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LOTポーランド航空より気になったのは、初めて見たエアプレミア。長距離LCCとして、今後の成長が楽しみです。

 


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第1ターミナルはアシアナのメインターミナル。アシアナの尾翼が並ぶ姿には、これまた興奮してしまいます。

 


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そしてスポットイン。急にトイレに行きたくなります。

 


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目の前をアシアナのA380が通過しますと、トイレに行きたい欲など吹き飛んでしまいました。

 

 

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後ろに見えるのがサテライトターミナル。LCCはあちらのターミナルに集中しています。

 

 

降機

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さて、降機しましょう。相変わらず降りるのは最後です。

 


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搭乗機と別れを告げます。同機の次の目的地はどこなのでしょう。

 


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太極旗と出発地の国旗が並ぶ電光掲示板。仁川空港ではお馴染みです。

 


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見慣れない塗装の航空会社がいますが、スカイアンコール航空というカンボジアの航空会社です。他にもラオス航空など、日本では見慣れない航空会社が就航しているのも、仁川空港の面白いところです。

 

 


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元祖A321とタヌキ顔のA321。



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こちらはタヌキ顔の親玉です。

 


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乗り継ぎのご案内。第2ターミナル発便も含め表示されており、私のフライトはまだ表示されていないようです。

 


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Transferを目指して歩きます。正直眠いです。

 


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日が昇ってきます。私はまだ寝たいです。

 


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入国審査直前で分岐。Transferに向かいます。

 

 

Flightradar24より


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日本でも人気なSQ初体験! シンガポール航空 シンガポール - ホーチミンシティ SQ178 エコノミークラス 搭乗記

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ANAシンガポールチャンギ空港に到着した私は、ここでシンガポール航空(以下「SQ」ということがある) に乗り継いでホーチミンまで向かいます。日本人からも評判の良いシンガポール航空、その人気の理由はどこにあるのか。短いフライト時間ですが、少しでもSQホスピタリティを感じられたらと思います!

 

 

あわせて読みたい

dreamliner.hatenadiary.jp

 

 

Today's flight

 

 

ターミナル3を散策

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現在いるのがTransferCのあたり。ここからターミナル3の中心エリアまで歩いていくこともできますが、並行するスカイトレインに乗車するのが普通です。

 

 

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まだ薄暗い朝のシンガポールに、スカイトレインの姿が見えました。

 


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ターミナル3までは直線ルート。大きな滝がシンボルのジュエル、その横を走ります。

 


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ジュエルの中を通過するスカイトレインも存在します。これに乗れば入国しなくても名物の滝を見ることができますが、今回は縁なく…。

 


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ターミナル3に到着!天井が高く、広々とした印象です。

このターミナル3は、シンガポール航空がメインで発着しているターミナル。一方東南アジア便はここではなく、ターミナル2からの出発です。ホーチミンまでのフライトもターミナル2からの出発ではありますが、わざわざターミナル3にやってきたのは、こちらにあるSQラウンジを訪問したかったからです。

 


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ターミナル3はシンガポール航空の牙城ということで、SQのさまざまな機体を見ることができます。

こちらはロサンゼルスから到着したA350。後ろに見えるA380は、ムンバイからやってきたようです。インド線にA380?と一瞬思いますが、シンガポールにやってくるインド人は意外と多いようです。実際、インド便の到着ラッシュとなっているこの時間、空港内ではインド人の姿を見かけることが多かったです。

 


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そんなインド線事情を考えていると、エアインディアのA320がやってきました。エアインディア自体は成田で見られるのですが、その会社の日本では見られない機種に出会えるのは、海外空港での楽しみであります。

 


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さすがターミナル3では、SQのクルー集団とすれ違うことが多いです。「サロンケバヤ」と言われる魅力的なユニフォームで有名なSQですが、実際に見るとなお美しいです。

 


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ところどころ免税店散策もしながら、歩いて行きます。

 

 

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ターミナル3の中心部。ターミナル1同様、ルイヴィトンの店舗が鎮座しています。

 

 


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目立った演出がされており、立ち止まって写真を撮る人も多かったです。

 


クリスフライヤーゴールドラウンジで休憩

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お目当てのラウンジは、あのエスカレーターを上がった先にありそうです。

 


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今回利用するのがこちら、クリスフライヤーゴールドラウンジになります。シンガポール航空のラウンジは、

  • シルバークリスラウンジ
  • クリスフライヤーゴールドラウンジ

2つがあり、シルバークリスラウンジは、さらにビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジに分かれています。エコノミークラス搭乗のスターアライアンスゴールド会員はシルバークリスラウンジの利用資格はなく、格下のクリスフライヤーゴールドラウンジを使うことになります。

 


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ラウンジに入るとこの光景。羽田のANAラウンジとは違って人も少なく、落ち着いて過ごすことができそうです。

 


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日本のラウンジはターミナルロビーと隔離された作りとなっていますが、こちらは逆に一体化されたつくりであります。むしろその方が開放感もあって良いかもしれませんね。

 


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奥のエリアもまた雰囲気が変わって良いですね。

 

 


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ビュッフェエリアを見てみます。一般的な洋風の食事のほか、中華系の一品が充実しているのは、シンガポールらしいですね。チキンライスがあればとも思いましたが、贅沢でしょうか。

 


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奥のショーケースエリアにはサンドイッチなどもあります。このサンドイッチ、パン全体に具が挟んであり、美味でした。日本のコンビニによくある中身スカスカなサンドイッチに慣れると、このボリュームは感動ものです。

 


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TWGの紅茶もあり、こだわりが見られます。

 

 

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寝不足だからかあまり食欲がありません。とりあえず量は最小限に留めて食べておきます。

 

 

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ここで、本日の搭乗券です。羽田で発券済のもので、ANAのフォーマットとなっています。定刻9:50発でありますが、搭乗時刻はその1時間前…。ゲートで保安検査があるとはいえ、さすがに早すぎるのではと思います。少なくとも8:50ピッタリに行く必要はないでしょう。

ちなみに、普段は搭乗券を自宅に持ち帰って撮影することが多いですが、海外でのフライトとなると、搭乗時に搭乗券が切り取られ、半券しか残らないということもよくあります。なので、搭乗券はラウンジでしっかり撮影しておきました。果たして、切り取られてしまうのでしょうか…。

 


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そんなことをしつつ食事をすすめていると、足元に飛行機の姿が!スポットがこんなにも近くにあるんですね。この距離感は那覇空港を思い出します。ちょうどこの頃、友人Kは那覇空港に向けて飛行中というところでしょうか。

rjtta350xwb.blogspot.com

 


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大きな窓からターミナルスポットが一望できます。奥には滑走路もあり、離着陸を眺めながら過ごすことができます。では、チャンギ空港を発着する飛行機を見てみましょう。

 


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ターキッシュの789。現在は成田にも787が就航しており、日本でも馴染み深い機種です。

 


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シンガポールカーゴ。現在日本には不定期でやってくるようだが、見られる機会も少ないでしょう。

 


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エールフランスは久しぶりに見ましたね。ちなみに、この窓には斑点がついており、撮影には不向きです。

 


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見慣れないカンタス尾翼のA320。子会社のカンタスリンクのようですが、シンガポールに定期便はなかったはず。

 

 

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滞在は1時間ほどだったでしょうか。搭乗時刻も迫っている中、ここからターミナル2まで行かなくてはならないので、退出することにします。

 


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人も少なく、落ち着いていてナイスなラウンジでした。シルバークリスラウンジになると、どのような変化があるのかも気になりますが、それはまたいつかの機会に。

 

 

ターミナル2に移動、搭乗ゲートへ

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既に搭乗開始時刻となっていますので、少々急ぎます。

 


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フードエリアも充実しており、一風堂などもあります。

 


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シルバークリスラウンジの入口を発見。この中に入れる日は来るのでしょうか。

 


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キラキラしたコーヒー店マラケシュと書いてありますので、モロッコ系なんでしょうか。日本未上陸だそうですが、いつか日本にもやってきそうです。

 

 

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少し目立たないところに、飛行機を眺められる大きな窓があったりします。シンガポール航空の翼が並んでいます。

 


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A380の顔を目の前にしますと、他の飛行機にはない愛らしさがあります。

 


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ちょうどエティハドが着陸。定期的にスタアラ加盟が囁かれますが、実現はするでしょうか。

 


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旧正月関連のオブジェなんですかね。可愛いうさぎに目を惹かれます。

 


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スカイトレイン乗り場に到着。ここからターミナル2に移動です。

 


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ちょうど列車がやってきましたので、乗り込みます。

 

 

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再びチャンギ空港マップ。TransferAからスカイトレインに乗車し、TransferFに向かうことになります。

 


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車窓からは一般道も見えて、現地シンガポールの雰囲気を少しだけ味わえます。

 

 

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あっという間に到着。降ります。

 


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ターミナル2に到着。今までのターミナルからは想像できないほど閑散としています。

 

 

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他のターミナルほどの華やかさも感じられません。コロナ禍に改装を施し、昨年リニューアルオープンしたということで、2019年利用時との変化を楽しみにしていましたが、このエリア周辺は特に変わっていないのかなと思います。

 


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ターミナル内は閑散としていますが、外にはシンガポール航空の機体がたくさん並んでいます。ちょうど東南アジア方面の出発ラッシュでもあるようです。

 


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こちらは一足先に出発するハノイ行き。今回のベトナム訪問は、首都ハノイと最大都市ホーチミンのどちらにするか迷いましたが、昨年の石垣でも感じたような、2月でも暖かい地域に行こうということで、ホーチミンが選ばれたわけです。

 

 

いよいよ搭乗!

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ゲート前に到着。搭乗開始時刻から20分経過していますが、まだ余裕そうですね。

 


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搭乗客ですが、ベトナム人と思われる方も少々いる一方、欧米からの旅行客が多い印象です。ベトナムは欧米旅客からも人気なんですね。日本人どころか、東アジア人の姿は今のところ見かけません。久しぶりに味わうアウェー感です。

 

 

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保安検査を通過した先に、本日の搭乗機が姿を見せます。搭乗機を目の前にして、ついに憧れのシンガポール航空に搭乗するのかという実感が湧いてきます。

本日お世話になるのは中距離仕様のA350、その初号機である9V-SHAです。早朝にドバイから帰還し、我々の便の運用に入るようです。

 


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シンガポール航空では、日本を含むほとんどの路線でマスク着用が任意となっています。一方ベトナムを含む多くの東南アジア路線ではマスクの着用が必要です (機内アナウンスではcompulsoryと言っていたので、おそらく義務でしょう)。このことはシンガポール航空のHPに記載があり、私も事前にチェックしていたので特に面食らうこともありませんでしたが、保安検査まではマスクを着用していなかった多くの欧米旅行客も、渋々マスクを取り出して着用していました。

 

 

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保安検査を終え待合室に入った頃、既に搭乗は始まっており、機内後方から順番に搭乗の案内がされている最中でした。ちょうど良いタイミングでしたね。英語に加えてベトナム語でのアナウンスもあり、内容は全く理解できないものの、興奮が抑えられません。

 


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保安検査時に搭乗券のチェックが済んでいるのか、搭乗時にはバーコードでピッというのはありませんでした。そして搭乗券を切り取られることもなく、原形のままお持ち帰りです。

 


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上品なカラーリングです。

 


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初搭乗のSQ、その入り口が近づくにつれて身も引き締まってきます。

 


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おや、イヤホンは搭乗前に必要な人が取る方式なのですね。まるでANAの国内線のようです。多分使いませんが、記念にもらっておきましょう。

 


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それでは乗り込みます!

 


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まず姿を見せてくれるのはビジネスクラス。この短い路線にも、贅沢にフルフラットシートを積んでいます。

 


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ただ、窓側の座席がイケてない…。不要なパーテーションがあるせいで、窓外の景色を遮断してしまっています。実に残念なポイントです。

 


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続いてエコノミー。青とグレーのシートが並びます。

 


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本日お世話になる座席です。飛行時間が短いとはいえ国際線ですから、枕とブランケットは準備してあります。

 

 

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座席背面は黒一色。モニターは11.6インチで、十分な大きさです。コントローラーはなく、完全タッチパネル式となっています。

シートピッチですが、座った瞬間意外と狭いなという印象を持ちました。7時間過ごしたANAと比較しても、膝がすぐ当たってしまい、窮屈に感じました。後日調べてみると、シートピッチは81cm。先ほどのANAが86cmでしたので、確かに狭いことがわかります。今回は2時間ほどのフライトなので問題ないですが、この機材は東京やシドニー、ドバイといったフライト時間が比較的長い路線にも投入されているので、そういったフライトでは少々辛いと思います。





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テーブルは折りたたみ式の使いやすいタイプ。ドリンクホルダーはテーブルとは別に備えられており、ナイスです。

 


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小型の鏡が備えられており、女性には嬉しいかもしれないですね。この細かい工夫がシンガポール航空らしいです。

 


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ヘッドレストは上下にスライド可能。加えて、両サイドを折り曲げて固定することもできます。先ほどのANA機も折り曲げ可能なヘッドレストでしたが、深夜便では助かります。

よく見ると、このシート素材が少し安っぽいような気がしなくもないですが、軽量化に役立っているのでしょうか。

 


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モニターを少し触ってみます。日本語も選択できるので、操作に困ることはありません。映画のラインナップはあいにく覚えていませんが、邦画は十分揃っていたと思います。見たいものがなくて困るということはないでしょう。映画が充実している分、余計に使い捨てイヤホンなのが残念です。

 

 

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私はいつものようにフライトマップ一択です。

 

 


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安全のしおり。

 

 

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見開き式になっています。

 

 

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座席紹介が長くなりましたが、窓からの景色も見てみましょう。

 

 

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A350の搭乗は2回目ですが、JALA350と同じく美しい翼です。

 


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シンガポール航空の翼が並びます。隣にもA350がいますが、あちらは長距離仕様機となっており、我々の機体とは機内の仕様が異なります。

 

 

出発!チャンギ空港の風景を楽しみながら滑走路へ

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シンガポール航空お馴染みの安全ビデオが始まり、プッシュバック。使用開始から年月経っているはずですが、今でも色褪せない、なかなかオシャレな安全ビデオですよね。

 


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クルーは基本的にシンガポール人ということで良いんでしょうかね。そして、特徴的なユニフォームの女性クルーが霞んでしまうほど、男性クルーの比率が高めです。機内アナウンスは英語のみで、ベトナム語のアナウンスはありませんでした。

 

 

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日系航空会社では廃止の傾向にある「ladies and gentlemen」ですが、シンガポール航空では健在です。もしかして、ジェンダー少数派の意見をここまで気にしているのは、実は日本ぐらいだったんじゃないかと思ってしまうのですが、他の国の航空会社はどのようになっているんでしょう。

ちなみに、ANAだと「Dear passengers」となっています。聴き慣れたせいか、あまり違和感を感じません。一方のJALは、最近は国内線で英語アナウンスをほとんどしないので知らなかったのですが、動画を漁ってみると「えぶりわん!」。キャセイで導入されている「Everyone」と似ていますが、JALの場合は違うようです。あれはどう聴いても「えぶりわん!」です。

 


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安全ビデオでは、離着陸時のUSB電源使用は禁止ですよとの案内があります。ふむふむ、と思っていたら、男性クルーから「それ充電器?離着陸時はダメよ、外しなさい」と注意。何のことかと思ったら、機内アナウンスを収録するためイヤホンジャックに接続しているレコーダーを指していました。録音してるだけだと説明しますが、「ダメダメ、外しなさい」とのことで、やむなく従います。離着陸時のイヤホンの使用はokですが、それ以外の用途ではダメみたいですね。そのあたりの線引きがよくわかりません。

 

 

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先ほどまで機体が並んでいたスポットも、我々が出発する頃には空になっていました。

 

 

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フライトレーダーに経路の記録が残っていなかったので、滑走路までのタキシングルートを描いてみました。チャンギ空港には滑走路が3本あり、そのうち中央の第2滑走路は運用停止となっています。今日の離陸滑走路は、海側に新設された第3滑走路。ターミナル5建設予定地を迂回して向かいます。

今回左側の座席にしたのは、ターミナル横走行時に、スポットに駐機中の飛行機を撮影し、滑走路横走行時は離陸滑走中の飛行機を撮影しようという狙いです。

 


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謎の777。エンジンが外されており、もう飛ぶことはないのでしょうか。

 


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エアバス10000機目の機体。こんなところでお目にかかれるとは。

 


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羽田から乗ってきたANA機。まだ折り返していなかったのですね。

 


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スクートのピカチュウジェット!成田で撮影する前に、ここで見られるとは思ってもいませんでした。

 


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カンタスの737。基本的にはオーストラリア国内と周辺諸島でしか見られないはずなので、同社の737を見るのは初。日本で見られる航空会社でも、日本に就航していない機種を見つけると興奮します。

 


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シンガポール航空の格納庫でしょうか。よく見るとユナイテッドもいます。

 


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エアインディアの777を発見。そしてラタム航空のA350、これはデルタ航空に売却されたものでしょう。デルタ仕様への改修作業が行われている最中でしょう。

 

 

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タキシング中。クルーのジャンプシートは2人並びで座れるようになっており、業務連絡なのか雑談なのか、会話している様子が見えます。ANAの機材だと1人がけシートが基本なので、あまり見ない光景ですね。

 

 

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滑走路横の誘導路までやってきました。スクートのA320が離陸。行き先はというと、インドネシアスラウェシ島北端にあるマナドという都市。馴染みのない名前ではありますが、3月からガルーダインドネシア航空が、成田-バリ島の一部便をマナド経由にするそうですよ。つまり、成田からマナドへの直行便が誕生するわけです。

 


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SQのA350、先ほど駐機場で隣にいた機体です。長距離仕様ですが、行き先はバンコク間合い運用で東南アジア路線に入ることもあるみたいですね。実際、午後出発のホーチミン便は長距離仕様のA350でした。

驚いたのは、ここから更に3機連続SQのA350が離陸していったこと。サンフランシスコ、ジャカルタ、パース… 今やSQを代表する機種ということで、短距離長距離構わず、どこにでも飛んで行きます。

 



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滑走路の向こうに見えるのが、これはシンガポール空軍の機体ですかね?

 


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ここまでノンストップで走行してきたわけですが、急にストップ。そして隣にはメルボルン行きのスクート787が並びます。機長からのアナウンスでは、恐らくランウェイチェックが入った模様。

 


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スクートの後ろにはシティリンクのA320neo。インドネシアLCCで、ガルーダの子会社となっています。

 


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やっと列が進み始めました。一時期羽田にも就航していたビスタラが離陸していきます。

 


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そろそろ滑走路に進入というところで左折してみますと、列をなす航空機が。思った以上に長蛇の列となっていました。

 


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さまざまな都市に旅立ついろんな顔の翼が並ぶ光景は圧巻です。

 


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ラッシュの成田でよく見られる光景とも言われますが、初めて見た私は興奮しっぱなしでした。

 

 

離陸!

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しばらく待たされた分、ぐんぐんと加速していきます。

 

 

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あっという間に飛び上がりました。

 


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キャセイA330を空撮です。

 


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エミレーツの出発が見えます。シンガポールには三大中東系航空会社に加え、サウディアも就航しており、その機体も見てみたいところであります。

 


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ここまで連れて来てくれたANA機ともお別れ。

 


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離陸してすぐにマレーシア領空に入ります。あっという間に雲がかかり、下界は見られなくなります。

 


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たまに雲の隙間からマレーシアの大地が見えることもあり、日本とは違った風景に心躍らせます。

 


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以前、ANAでフランクフルトに到着し、ルフトハンザのリージョナルジェットに乗り継ぐと、狭い機内に周りは屈強な欧州人しかいないというアウェーな環境の中、急激な孤独感に襲われるということが何度かありました。しかし今回は、なぜかそういった感情はほとんど起こりません。ワイドボディだから?羽田にもよく飛来する、馴染みある機体だから?なぜかよく分かりません。ですが、昨年那覇空港で737に乗り継いだ時の方がよっぽど孤独感を感じたほどです。

dreamliner.hatenadiary.jp

 


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街が見えました。おそらく訪れることのないであろう、小さな街です。

 


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フライトマップの機体イメージは、A350を模したものでありますが、コックピット窓の周りが黒く塗られていないのが惜しいですね。どうでも良いことですが。

 

 

機内食の時間

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ベルトサインが消灯し、すぐに機内サービスが始まります。羽田-福岡線と同じ飛行時間で、機内食などのサービスを終える必要があり、テキパキ進みます。



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ちなみにモニターは角度が変えられる仕様。前の方が座席を深く倒した時にも、ストレスなく映像を見られます。

 


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まずはドリンクサービスから。ラインナップが分からないので、カートに積んであるドリンクを事前に観察しておきます。

 


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シンガポール航空ならではのドリンクを選べたらと思いましたが、カートには見当たらなかったので、無難なアップルジュースを。後日HPを調べてみますと、シンガポール・スリングの提供があるみたいです。この便で提供していたかどうかは不明ですが、ここはぜひメニュー表を置いておいてほしいところです。

 


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検尿カップ紙コップに退化したANAとは違い、さすがにプラカップです。そんなことが少し嬉しかったので、思わずよく見るショットを。エコノミーでこれをやる人は普通いません。ましてやこんな曇り空でやる人など、いるはずがありません。

 


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続いて機内食がやってきました。ホットミールではありますが、かなり簡易的な食事になっています。以前までは、この路線でもメインと副菜という構成になっていたと思いますが、コストカットの流れはシンガポール航空も例外ではなかったようです。朝食の時間だからなのかと思いましたが、この路線に関しては、ランチ/ディナーも同様の構成みたいです。

 

 

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※容器のイメージが分かりづらいので、同行者の写真を借ります。

蓋を開けてみますと、朝食にふさわしいスクランブルエッグが姿を見せます。

メニューは1種類なのか2種類なのか分かりませんでしたが、女性クルーには「スクランブルエッグで良いわね?」みたいなことを言われたので、1種類しかないものと思い、同行者全員同じメニューとなりました。これまた後日HPを見てみると、2種類提供されていた模様。聞いておけば良かったと、少し後悔。聞き取るので精一杯な英語力を反省します。

 


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食べてみましょう。少々味が濃いからなのか、食べやすいと言える味ではなかったです。副菜がないのも地味に辛い。ずっと同じ濃い味を、延々と口に放り込みます。美味しいと評判のシンガポール航空にしては期待はずれでした。



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食器はステンレスではなく木製。いわゆるカトラリーというものでしょうか。普通のプラ食器よりは上質に見えるので、良いのではないでしょうか。

 

 

食後のひととき

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食事はすぐに終わり、到着まではまだ1時間近くあります。

 

 

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免税品カタログを眺めてみます。

 


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シンガポール航空の模型を発見。一瞬購入を検討しますが、よく見ると1/500スケール。1/400スケールなら買ったと思いますが、今回はパス。

 


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機内最後方から。搭乗数日前まで座席指定状況はガラガラだったのに、実際に乗ってみると、席は十分埋まっています。私の座席周辺は欧米系旅行客が目立っていますが、後ろの方に来てみると、アジア系の方もそれなりに乗っているようです。

 


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化粧室は至って普通です。同じA350では、JALの化粧室が上質で好みでした。

 


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搭乗機はベトナムの上空までやってきました。ホーチミン到着まで30分です。

 

 

飛行機マニアの自由研究〜シンガポール航空A350編〜

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※2022年1月、成田空港で撮影。

ここで、シンガポール航空の代表機種であるA350について、その多岐にわたる機内仕様を、私が分かる範囲で紹介してみたいと思います。

 

Medium Haul


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まずは今回搭乗している中距離仕様機。ビジネスとエコノミーの2クラス構成で、主にアジア・オーストラリア路線に投入されています。787も同じ仕様です。レジ番9V-SH○の機体が該当します。

 

Long Haul A


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続いて長距離仕様機。ビジネス・プレミアムエコノミー ・エコノミーの3クラス構成で、主に欧州・アフリカ路線、間合い運用としてアジア路線にも投入されています。シンガポール航空が最も力を入れているであろうシートで、エコノミーのコントローラーは画面付きだったりと、高級感があります。77Wと同じ仕様です。レジ番9V-SM○の機体が該当します。

 

Long Haul B


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長距離仕様機でも、こちらの仕様はあまり知られていないのではないでしょうか。基本的には先ほどのAと同じ仕様で、恐らく座席数もAと同じなのですが、エコノミーは中距離仕様で見られる青とグレーの座席になっています。さすがにシートピッチは長距離仕様で広めになっています。アメリ東海岸路線と、間合い運用でアジア路線に投入されます。レジ番9V-SJ○と一部の9V-SM○が該当します。

 

Ultra Long Range


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世界最長路線に投入されるULR仕様は有名ですね。ビジネス・プレミアムエコノミー の2クラス構成で、エコノミークラスはありません。ニューヨーク線とサンフランシスコ線に投入されます。レジ番9V-SG○の機体が該当します。

 

 

いよいよ到着!

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そうしている間に降下を開始し、いよいよホーチミンに到着となります。ベトナム上空では結局ずっと雲で覆われており、下界を眺めることは叶いませんでした。

 


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機内では優雅な着陸前BGMのようなものが流れております。欧米旅行客は、食事後マスクを外したままの方も多かったですが、降下を開始したあたりでクルーの方に注意されました。日系と違って義務ですから、仕方ないですね。まぁ日系航空会社もお願いという名の義務ではありますが。

 

 

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着陸までは、このように大回りするコースとなっています。

 


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雲の中に入っていきます。早くベトナムの大地が見たい!

 


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だんだんと下界が見えてきました。

 


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おぉ、これがベトナムですか。行くことのなさそうな田舎の生活風景を眺めます。

 


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ゴルフ場ですかね?

 


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曇天なのが、より一層新天地での不安を煽ります。

 


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住宅地ですかね。日本とは全く違う風景が広がります。

 


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都市部に近づいて来たようです。大きな幹線道路が通っています。

 

 

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川を越えると、建物の密集度も格段に上がります。霞んで見づらいですが、ホーチミン1区のオフィスビルや、2018年完成のランドマーク81が見えます。

 


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ごちゃごちゃした住宅地と、同じ形の建物が並ぶ整然とした団地が共存しています。こんなに住宅が密集しているのに、このタンソンニャット空港は24時間運用になっています。日本だと苦情どころの騒ぎではありません。

 


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バイク社会として有名なベトナムですが、その光景を目の前にすると、もはや感動の域に達します。

 


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上空から見れば足の踏み場もないと思えるほど、ぎっしりと建物が並びます。

 

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空港敷地のギリギリ手前まで、ぎっしり建物が並んでいます。YouTubeで見たムンバイの着陸風景と似ています。一度はこの光景が見たかったんです。夜到着しかないANAJALでは見られない光景であります。

 

 

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離陸待ちのベトナム航空にベトジェット。ベトナムを代表する航空会社がお出迎えです。

 


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B787-10はハノイ行き。ベトナムも日本のように、国内線に大型機を積極的に投入する国のようです。もちろん、ベトナムは内際兼用機ではありますがね。

 

 

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タンソンニャット国際空港に着陸です!強いブレーキ、そしてブレーキ解除時には背もたれに押し付けられるような大きな反動がありました。JALA350福岡空港に着陸した際にも同じような感覚でしたが、A350はそういう設定になっているのでしょうか。それともたまたま?

 


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1つ前に着陸していたベトナム航空のA321。ハノイとダナンの間に位置するヴィンという地方都市からやってきたようです。国内線機材かと思いきや、日本に飛来したことも多々あるようで、国内/国際仕様という区別はなさそうです。

 

 

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海外の空港に到着したら、その国のフラッグキャリアが並ぶ光景を期待します。ここでは国営のベトナム航空以上にベトジェットの方が目立っているように感じます。

 

 

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離陸に使われている滑走路を横断。

 

 

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その滑走路から、ベトナム航空が離陸していきます。

 


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VASCOと書かれたATR機。調べてみますと、ベトナム航空の子会社で、まだまだ小規模な航空会社のようです。

 


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787ロゴ入りのバンブーエア。成田ではA321で就航していますが、787を見たのは初めてです。着陸進入しているのはカンボジア・アンコール航空でしょうか。日本では見られない航空会社なので新鮮です。

 

 

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そのアンコール航空の塗装をしたATR機。しかしレジ番はベトナム籍。どうやらVASCOに売却された機体のようです。

 


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ベトナム航空が並ぶ横にスポットイン。

 


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到着しました。

 


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空港車両もベトナム色です。

 


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初めて見るその国の現地人は、だいたい空港のグラハン職員であることが多いです。グラハンさんの行動や表情を観察しながら、その国の国民性を印象づけます。

 

 

降機

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チャンギ空港到着からここまで6時間、シンガポールの空気とはおさらばです。飛行機から出た瞬間、ベトナム社会主義世界に放り出されます。

 


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お世話になったエコノミーシート。2時間のフライトでは快適に過ごせましたが、羽田からの深夜便で乗らなくて良かったなというのが正直なところです。

 


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ビジネスクラスではどのようなサービスが行われていたのか気になります。

 


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降機し、気分をベトナムモードに切り替えます。

 


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国際線ターミナルですから、こちらのA321も国際線運用に入ります。クアラルンプールに向かうようです。

 


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搭乗機ともお別れ。隣にはエバー航空、その奥にチャイナエアラインアシアナ航空と続きます。チャイナエアライン台北と高雄からそれぞれ運航しているようです。

 


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おや、エバー航空がもう1機やってきました。近接する時間に77Wを2便運航するとは、需要が相当あるのですね。

 


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イミグレーションに向かいます。エプロン側に窓はありません。

 


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その代わり、空港外側に窓があります。

 


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ホーチミンはめざましい発展を遂げています。

 


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イミグレ到着。まぁまぁ並んでいますが、こんなものでしょうか。

 


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軍服姿の審査官に、社会主義らしさを感じます。意外にも滞在日数を聞かれただけで終わり、あっさり入国です。

 

 

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並び始めて30分ほどで通過。こんなものでしょう。

 


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NaritaやNagoyaといった文字、そしてコードシェアですがANAのロゴを見ると、ホッとします。

 


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ロストバゲージすることなく、無事に荷物をピックアップ。既にコンベアから降ろされており、プライオリティとそれ以外に分けられています。私はプライオリティのはずが、一般エリアに置かれていました。というのも私の荷物には、羽田でオレンジのプライオリティタグをつけてもらえず、代わりに荷物タグに「PRIORITY」と申し訳程度に書かれているのみ。これではプライオリティと認識してもらえないのでしょう。ANAさんよ、チェックインを自動化しても、プライオリティタグを廃止してはいかんでしょう。

 


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日本の電光掲示板だと、日本語と英語が交互もしくは同時に表示されていますが、ベトナムだと英語のみ。外国人旅行者には、この方がすぐに情報が分かるので良いかもしれませんね。

 


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シェムリアップからの到着もあります。アンコールワットなどの遺跡群がある都市で、一度行ってみたいものであります。

 


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各航空会社の看板が置かれています。ANAの看板も、夜まではここで待機でしょう。

 


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飲料水と書いていますが、飲む勇気はありません。

 


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この空港にはもちろん展望デッキはありませんが、代わりにバゲージクレームの展望デッキがあります。出迎え客と思われる人々に上から観察されています。

最後は税関を通過すれば自由です。大きな荷物はX線検査に通すようなので、列に並びます。すると、係員に手招きされ、検査機器の横からそのまま通過となりました。ラッキーではありますが、大丈夫なんでしょうか?

 

 

ぼったくりタクシーに遭う!?

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申し訳程度に到着ロビーのような空間があります。とはいえ、あるのはSIMショップぐらいなので、すぐに外へ。

 

 

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蒸し暑い空気と出迎え客の熱い視線!YouTubeなどで見ていた光景が、そのままそっくり自分の目の前に広がっている。感動ものです。

 


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この空港の国際線ターミナルは、日本の支援で建設されたそう。さすがです。

 


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広告が8割を占める電光掲示板。謎センスです。

 


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出口を出たら、「タクシータクシー」と話しかけてくる白タクは無視し、左にずっと歩いていきます。タクシー乗り場に到着するので、案内スタッフにお願いして、タクシーに乗ります。ベトナムで安全と言われているのはビナサンとマイリン、この2社です。それ以外はぼったくりの可能性が高いそうです。案内スタッフにはこの2社のどちらかに乗りたい旨をはっきり伝えた方が良いでしょう。

 

 

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私はというと、乗り場のタクシーならとりあえず安心だと思い、メーターつきタクシーだと強調する、案内スタッフと思われる青服の男にお願いをします。「どこから来たのー?日本!?妻が日本の〇〇に住んでるよ」みたいなことを言われます。妙に親しいこの男に少し怪しさを感じましたが、男がどこかに電話したあと、案内されたタクシー(写真左)に乗り込みます。

 

 

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すると、なんとこの案内スタッフだと思っていた男が運転し始めるではないですか!(え、運転手なの?そういえばこれ、ビナサンでもマイリンでもないよな…) 不安になり始めました。

 


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とりあえず発車したので、後戻りはできません。外ではクラクションが鳴り響いています。

すると、「空港使用料かかるから10,000VNDを払ってくれ」的なことを言われます。空港使用料がかかることは知っていましたが、ネットでは目的地到着後に合計運賃に上乗せされるものだという情報だったので、これは想定外。そんな小銭は持っていません。

 

 

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するとこの男、同行者の財布を漁り始めました。これはよくある手口で、現地通貨に慣れていない観光客の代わりに、財布の中から必要な金額を探してあげるフリをして、必要分より多く取っていくというものです。「日本円でも良いからくれ」みたいなことを言うので、10円玉を渡そうとすると不満そう。困り果てていると、料金所に到着。男は諦めたかのように、自分の小銭を支払います。もういいやという感じに、小銭を求めることもありませんでした。

 


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とりあえず一難去ったので、窓外の雰囲気でも眺めます。

 


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日系企業の広告が目立ちます。

 

 

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呑気にベトナムの雰囲気を楽しんでいると、タクシーは突然停車。何かと思ったら、運転者交代するじゃないですか!?そんなのあり?という感じです。

 


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若い兄さん運転手に交代してからは、特に事件などもなく、都心部に入っていきます。

 


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そしてなんとか到着です。料金は400,000VND(約2000円) となりました。この時はタクシーなんてそんなものかと思いましたが、帰国時にホテルから空港までビナサンタクシーに乗ると、料金は150,000VND(約600円)

。実に3倍近くぼったくられていたことが判明しました。乗り場にいた男は、案内スタッフを装った白タク運転手だったと言えるでしょう。そんな人に我々は自分から声をかけたのですから、格好のカモがやってきたぞという感じだったのでしょうか。

 

 

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とはいえ、腰が抜けるほどのぼったくりでもなく、無事にホテルには辿り着けたので、良しとしましょう。

 


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ホテルの部屋からはサイゴン川が目の前に見えます。色んなものが浮遊しており、お世辞にも美しいと言える光景ではありません。

 


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ですが、その光景が一層、初めての国を旅する楽しみを奮い立たせてくれます。

 

 

Flightradar24より


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3年ぶりの日本出国! ANA 東京羽田-シンガポール NH843 エコノミークラス 搭乗記

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久しぶりの国際線搭乗記です!こんなにも早く国際線に搭乗することができるとは思ってもいませんでしたが、3年ぶりの海外旅はベトナムホーチミン!久しぶりの国際線で早速ですが、往復4フライト、様々な航空会社に乗ります。まずは3年半ぶりとなるANAの国際線!

 

 

 

Today's flight

 

 

改称後初の再会

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いつもの京急で羽田イン!ここ数年は終点まで乗る旅が続いておりましたので、終点の1駅前で降りたときの充足感は忘れられません。優越感はありませんでした。電車には乗客がほとんどいませんでしたから。

 


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前回利用時は国際線ターミナルであったこの名称も、第3ターミナルに変わりました。わかりにくくなったと言われれば確かにそうですね。長期的に見れば、国内/国際ともに、JALは第1ターミナルから、ANAは第2ターミナルからの発着に移管される計画だそうですから、その時はまた分かりやすくなりそうです。10年後あたりにはなるでしょうが。

 


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日本に引きこもっていた数年間も、飛行機撮影のため定期的にこのターミナルには来ていたので、目に映る光景はいつもと変わりません。ですが、カメラバッグを抱えて早足でデッキに向かういつもとは違い、国際線搭乗を控えた私の足取りは、どこか優雅な歩みであるように感じます。

 

 

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羽田の国際線ターミナルは、いつも旅立ちの感情を昂らせてくれます。おっと、今は第3ターミナルと言うのでしたね。

 

 

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ANAのチェックインカウンター、Cまでありましたっけ?まだ復活していない航空会社がある分、場所に余裕があるのでしょうか。

 

自動化されたチェックインに苦戦

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こちらの写真は2020年6月撮影。

チェックインカウンターですが、コロナ禍の旅客がいない時期に、一気に自動化が進みました。日系航空会社のカウンターは、自動機によるチェックイン、荷物預けが基本となっています。

 

 

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当然この形式は私も初めて。まずはこちらの機械でチェックイン。パスポートもここで読み取ります。

この少し頼りない自動チェックイン機、まさかレシートのようなペラペラの航空券を出してくるのではと不安でしたが、そこは今まで通り、しっかりした用紙のチケットが発券されました。ちなみに、事前にオンラインチェックインを済ませてしまうと、紙の搭乗券が発行されない可能性があるので、その点は注意が必要そうです。

 

 

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本日の搭乗券。久々の国際線フォーマットは、搭乗グループの表記が追加されて少し狭苦しくなっていました。

 

 

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荷物タグもこちらで発券され、自分で巻くスタイル。まるで国内線のよう。いや、国内線でさえ優先チェックインカウンターではGSさんが手続きしてくれます。

 

 

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手続きが終わり、荷物預けカウンターに向かいます。入ろうとしたら、スタッフが別のお客さんの対応をしながら、片手で私の入場を制止します。そしてそのお客様対応も終わり、入れてくれると思っていたら、「エコノミー客はあちら(奥のCカウンター)へ」と言われました。ふぇ?と思いつつ、スターアライアンスゴールド会員も使えるということを確認し、ビジネスレーンに通してもらいます。というか、SFC/プラチナ会員なりスタアラゴールド会員であることを確認もせず、チケットのY表示だけを見て「エコノミーカウンターへ」と言われたのは初めてです。

写真を見返すと、こちらはANAの制服を着たGSさんではなく、ANAのジャケットを着たスタッフ。派遣会社からの人かもしれません。コロナで人員不足なのか存じませんが、ANAのホスピタリティを保つためにも改善を願います。

 


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カウンターには先客が1名。機械はたくさんあるはずなのに、この方の荷物預けが終わるまで待たされました。時間はあるので構わないのですが、意味がわかりません。

 


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搭乗券のバーコードをかざして荷物を預けます。が、かざすとエラー。またかざしてもエラー。なんとか受理されたと思ったら、先ほど巻きつけたはずのタグがまた発券される事態。GSさんを呼び、対処してもらいます。

なんとか荷物の預け入れが終わりましたが、どっと疲れたという感覚。慣れていないからというのもあると思いますが、複雑な心境です。搭乗手続き時のGSさんとの会話が、出国前の気分を高めてくれるのですが、これが皆無となったのが、これほどまでに寂しいことだとは思いもしませんでした。なんともあっさりした、無機質なものになったなぁと思う次第です。

 

 

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後で考えてみると、スターアライアンスのロゴが入った、オレンジのプライオリティタグが巻かれていないことに気がつきました。その代わり、荷物タグには申し訳程度に「PRIORITY」と書かれています。しかし、シンガポール航空に乗り継いで到着したホーチミンでは、全く機能しておりませんでした。あの目立つオレンジのプライオリティタグは必要です。国内線じゃないんだから。

 

 

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セルフ化された国際線の搭乗手続きの複雑さに唖然し、遠くをぼんやり眺めると、ビジネスレーンの有人カウンターが!最後の希望とも言えるでしょうか。次回はあちらを使うことを心に決めました。

 

 

出国までのひととき

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改悪チェックインから開放され、出発ロビーをぷらぷら。こちらはシンガポール航空のカウンター。前回のシンガポール旅行では、今回と同じANAの深夜便を利用していたので、今回はシンガポール航空に乗ることも考えたのですが、そもそも特典枠が埋まっていたこと、乗り継ぎ便と同じA350での運航だったこともあり、今回もANA利用となりました。

いずれにせよ、シンガポール航空には後ほどお世話になるので、その時にまたお会いしましょう。

 


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その向かい側にはターキッシュ。欧州直行便がロシア上空を迂回するルートを取り始めた昨今、需要が上がりつつある中東エリアでの乗り継ぎ便。中東御三家に並んで人気なトルコ経由での旅も、いつか実現させてみたいですね。東欧や北アフリカへの旅には特に便利そうです。

 

 

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展望デッキに向かいます。現在21時をまわっておりますが、コロナ禍になってから開放時間が20時までに短縮されていた記憶があり、半分諦めモードです。

 


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なんと開放時間が延長されていました!深夜の出発に向けて準備を進めるANA機。今回の搭乗機はまだこちらにはいないようです。

 


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展望デッキから見えるANAラウンジ。なんだか混んでいそうですよ…。

 


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反対側にはJALサクララウンジ。こちらは空いているように見えますね。深夜の出発便が比較的少ないからでしょうか。それとも、ANASFC会員を増やしすぎた?

 


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1万円をベトナムドンに両替しました。レートは最悪ですが仕方ありません。

さて、出国しましょう!優先レーンは休止中のようなので、通常レーンから。特に待ち時間も発生していなかったので、優先レーンを稼働させる必要は、まだないのかもしれませんね。

 

 

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Wikipediaより

保安検査機器は最新システムのものにリニューアルしており、ヨーロッパで見かけたような、全身スキャナーが導入されていました。

 

 

懐かしの羽田3タミ制限エリア

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出国しました!久しぶりのこの光景を、しばし味わいます。

 


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改めてフライトインフォメーションを眺めます。成田勢からフィンエアーとターキッシュが引っ越してきており、深夜の羽田に華が添えられました。

 


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各搭乗ゲート、そして乗り込んでゆく旅客を眺めるのが好きです。

ハワイはJALの牙城と言われていますが、意外にも2020年までは、羽田-ホノルル線を運航していなかったんですよね。今では当初計画通りのダブルデイリーとなっています。海外旅行先としては花形のハワイ。最近は物価高が拍車をかけ、ますます手が出しづらくなりました。

 


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制限エリアをぷらぷら歩き回りますが、なんだか活気がありません。夜だからというのもあるのかもしれませんが、免税店が閉まっており、シャッター街となっています。

 


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こちらはターキッシュのゲート。モニター表示がクールでイケてますね。地上業務はJALが担当しているようです。スターアライアンスなのに意外であります。

 


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ますます憧れの航空会社です。

 

 

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なんて悠長に眺めていますが、隣では中東系男性2人組が警察官数名に囲まれ、何やら緊迫した様子。足早にその場を去ることにします。

 


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サテライトに行くと、これまた時間が溶けてしまうので、ターミナル散策は終了。ラウンジに向かうとしましょう。

 

 

大衆食堂と化したANAラウンジ?
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これまた懐かしの国際線ANAラウンジ。スイートラウンジはいまだ未踏の領域ですが、足を踏み入れることはあるでしょうか。

 


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前回このラウンジを利用したのは3年半前、同じシンガポールへの深夜便に搭乗する時でした。当時もシャワーを浴びようなんて考えていましたが、十数組待ちということで諦めたのでした。

さて、今回はどうでしょう?シャワー受付用の機械が新設されています。

 


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開いた口が塞がりません。待ち客は30名弱、待ち時間4時間ほど。一体何時に来れば、シャワーに入れるのでしょうか。諦めて先に進みます。

 

 

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入ってしばらく続く廊下、こちらのショーケースには、以前は飛行機模型であったり、スターウォーズ関連の展示がなされていましたが、今ではショッピングエリアになってしまいました。

 


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入るとこれまた大変。席を探すのにも一苦労。コロナ前から夜は特に混み合っている印象ですが、サテライト近くのラウンジが閉鎖しているのもあって、今までで一番の混雑っぷり。右往左往し、なんとか中央エリアの一角を確保します。

 


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食事メニューを見てみます。大方以前と変わらない品揃えですが、リンツのチョコレートが廃止となっていたのはショックでした。他にも、ANAロゴ入りのカステラのようなお菓子も無くなっていました。あ、日系ラウンジ名物のカレーはちゃんとありますよ。

 


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アルコール類はご覧の品揃え。お酒は詳しくないですが、これだけあれば満足に楽しめるのではないでしょうか。一方、ソフトドリンクメニューはかなり限られます。ノンアルコールの、もう少し豪華な飲み物を置いてみても良いのではないかと思ったりもしました。

 


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ラウンジ奥にもビュッフェエリアはあります。どうしても入口に近いエリアの方が混み合ってしまい、逆にこちらは空いているようです。麺類カウンターはこちらにはないので、メインエリアの方へどうぞ。

 

 

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人が多すぎて、いちいち立って取りに行くのも億劫なので、ひと通り一気に取ってきてしまいました。

しばらく食事をいただきながらのんびり過ごしますが、隣のテーブルのお子さまがコップを落としてしまった様子。スタッフさんがすぐに駆けつけますが、家族であろうおばちゃんは、なぜか英語でやりとり。家族とは日本語で話していたのに、不思議な方です。

 

 

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出発ボードにはANAの行き先が並びます。搭乗時刻が近づくと、まとまった数の人がラウンジの外に吐き出されます。最初はあんなに人が多かったラウンジも、1時間経った23時頃には、少し落ち着いた空間に。やっとラウンジらしくなってきました。先ほどまでは休日のフードコートを連想しかねない雰囲気でしたから。

そんなANAラウンジも、翌日の2月1日からプライオリティパスでの入場ができなくなりました。この混雑では、対象を狭めるしかないですね。

 

 


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モバイル化の傾向が強い最近のANA。ラウンジでもスマホから食事のオーダーができるようになりました。

 

 


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今まではカウンターで注文し、ブザーをもらって待つ形式でしたが、これならカウンターに赴く回数は1回で済みます。

 


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出来上がるとSMS通知が来ますので、カウンターに受け取りにいきます。もちろん、従来通り直接注文する形式でも受け付けているようです。

 


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オーダーしたのはこちら。最初からとんこつラーメンは食べるつもりでこのラウンジに来ていました。なぜか、無性に食べたくなってしまいます。いつか、ビジネスクラス一風堂ラーメンを食べたいものです。

 

 

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こちらはオーダーのカレー。自分で盛るカレーとは違い、野菜カレーとなっています。

 


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ターキッシュ便のファイナルコールを伝えに来たGSさん。地上業務はJALが担当ということは先述の通りですが、JALの制服を着た職員がANAラウンジを徘徊するという見慣れない光景は、なんともシュールでした。

 

 

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久しぶりの国際線ラウンジということでいろいろ食べまくり、すっかり満腹で眠くなってきました。近くではおじさま3人組が談笑しております。出張?それとも旅行かな?どちらにせよ、ここにいる人々は皆海外に旅立つ者同士。自然と親近感が湧きます。

 


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搭乗開始時刻が迫ってきました。ほとんどの客がいなくなっており、あんなに賑やかだったラウンジにも静寂の時が訪れます。こんなに人がいなくなるのであれば、キャンセル待ち多発でシャワーに入れたのかもしれませんね。先ほどのおじさま方は、バンコク便の搭乗開始のタイミングでいなくなっていました。

食事も終わって、残った少しの時間はソファ席に移ってのんびり。久しぶりの国際線フライトに心を躍らせながら、搭乗開始の時を待ちます。

 

 

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首相も3年ぶりの海外への旅立ちを見守ってくれています。

 


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2時間ほどと、少し長めのの滞在となりました。まだまだ運休となっている便も多い中、我々のシンガポール便が、今のところはANA含むスタアラ航空会社の最終便。同便の搭乗客を見送って、このラウンジは1日の営業を終えます。

 

 

いよいよ搭乗!

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先ほど以上に静かなコンコース。日本を代表する国際空港にも眠りの時は存在します。世界の、特に中東の巨大ハブ空港は、静寂な夜を知らないところも多いですがね。

 


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本日の搭乗機とご対面。予約当初は789での運航予定でしたが、その後すぐに788に変更となりました。とは言っても、国内線でも目にするようになった中距離240席仕様(いわゆる78M)ではなく、184席仕様の長距離路線向け788です。今回搭乗するシンガポール便を含め、この冬ダイヤ前後に再開した東南アジア深夜便は、このタイプの788で運航されているようです。

184席仕様機は全5機。本日はどのレジが搭乗機となるのか、全く見当がつきませんでしたが、本日の機材として充当されたのはJA806A。7年ほど前に、パリへの便でお世話になったことがある機体です。搭乗機被りはあまり歓迎ではありませんが、前回搭乗から期間も空いていましたし、良しということにしましょう。

 


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搭乗開始の少し前に到着。相変わらず、機内には早めに入りたい派です。

 


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程なくして、搭乗開始です。通過時にピンクと黄色の紙は出てきませんよ。国内線じゃないんだから。

 


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羽田空港の国際線は、ゲート通過後にエスカレーターを降りて搭乗という形式がお馴染み。ここで毎度興奮してしまいます。

 


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改めて、搭乗機に挨拶。7時間という久しぶりに長めのフライト時間、お世話になります。

 

 

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乗り込みます!

 


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長距離仕様の788なので、ビジネスクラスは当然フルフラットになるスタッガードシート。中央席は、サイドテーブルが左右2つという王様シートと、逆にその前後は1/2サイズのサイドテーブルという、格差の大きい配列。

ANAビジネスクラスといえば、青く光るこのサイドテーブルが良い味を出してるんですよね。航空好きでもなんでもなかった頃に、インボラで一度だけ乗ったことがありますが、このテーブルの存在に贅沢感を感じる、舞い上がってしまったのは自分だけでしょうか。その時も788の、こちらのスタッガード仕様でした。思い出すだけで幸せです…。

 


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続いてプレエコ。上級会員向けの無料アップグレードサービスは廃止され、かといってわざわざ少しお高めの追加料金を払ってまで乗ろうとは思わないので、次乗るのはいつになることやら。

 


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そして我らがエコノミー。国際線ではド定番のこのシートですが、今や国内線でもおなじみとなってしまい、いまいち国際線の特別感というものが欠けつつあります。

 


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座席に着くと、毛布と枕がセットしてあることに気づき、こういうところは国際線であることを感じさせます。

 


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さて、本日お世話になる28Aです。240席の中距離仕様機(=78M) と座席タイプは同じですが、あちらは座席間隔が31インチであるのに対し、こちらは34インチ。さすがは長距離仕様、少し広めとなっています。

 


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以前なら機内の眺め重視で、コンパートメント後方の座席を指定することが多かったのですが、最近では専ら、主翼の少し後ろの位置を指定するようにしています。

 


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フライトマップに映る各国の地名に、心躍ります。

 

 


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安全のしおり。

 

 

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隣からは、バンコク便が一足先にプッシュバック。先ほどのおじさま方も乗ってらっしゃるかな。

 

 

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いや、あちらだったかもしれませんね。

羽田でのタイ国際航空といえば747のイメージがありましたが、今ではA330がその座を引き継いでいます。設備面ではA330に劣るタイの747ですが、空の女王という貫禄には勝てません。一度乗りたかったな…。

 


出発!

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「セットスライドバー」の合図で扉が閉まり、出発となります。8〜9割ほどの搭乗率でしょうか。見たところ、日本人がそのうちの5〜6割で、他には東南アジア系であったり、欧米系の旅客もいました。彼らの中には、太平洋を横断した後に乗り継いできた方々もいるでしょう。実際、私の後ろの3席は、アメリカからの旅行者と思われる方々でした。

幸いにも3席の中央B席は空席。同行者と2人で3席使えます。

 


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あー現れました。ヘッドカバーを後ろにはねのける厄介モンスターのお目見えです。後ろの人はモニターが見えなくなってしまうので、大変迷惑な行為です。そっと畳んで置いてあげましょう。

 


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気づいたら安全ビデオの上映が始まっていました。相変わらずこのVer.は高揚感を感じさせてくれないものです。個人的には前々代のものが一番馴染みがあり、好みです。ぜひ業績が回復した際には、またワクワクさせてくれるような、ANAらしさあふれる安全ビデオへの更新を期待しています。

 

 

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プッシュバックし、エンジンスタート。タワーに、今回の旅の無事を祈ります。

 


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外資系航空会社の羽田ナイトステイ便も再開しております。こちらの大韓航空は、羽田ではなかなか見られない737MAXです。

 


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キャセイはコロナ前の運航便数に戻りましたね。キャセイドラゴンは消えてしまいましたが…。

 


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第1ターミナルに並ぶ鶴丸に見送られながら、滑走路に向かいます。

 


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A滑走路を横断。

 


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格納庫横を通過していきます。ということは、今日の離陸はD滑走路05からかな。

 


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スカイマークの格納庫内は初めて見たかも。

 


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夜間の離着陸でも機内照明Maxなことが多いANAですが、さすがに深夜便ともなると、照明は少し暗くなります。3年前のこの便では完全に消灯していましたが、今回は少し明かりが残っているようです。

 


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その後は順番待ちなど一切なく離陸!深夜の東京湾に飛び上がりました。

 


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遠くには東京の夜景も見えます。東京タワーは深夜も輝きを放っています。

 

 

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右旋回し、機窓には千葉の風景かな。日本の風景にしばし別れを告げます。

 

 

機内でのひととき

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ベルト着用サインは早々に消灯しました。よっぽど天候が良いのでしょう。本日は穏やかなフライトになりそうです。

この184席仕様機、機内最後方に化粧室はありません。そんなことは既に予習済みですが、最後方からのキャビンショット撮影のために、無知な搭乗客を演じます。

 

 

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さて、席を立ったからにはトイレに寄っておきます。ウォシュレットボタンは便器に対して横ではなく前。最近普及し始めている、ANA特製・肘で開けられる扉は、国際線にまでは広がっていなかったようです。

 

 

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ドリンクサービス開始。狙うはやはり「香るかぼす」一択です。ちなみに、今回のCAさんは全員日本人。バンコクなど、英語を公用語としない都市への便では、その言語を話す外国人CAが乗務することがありますが、英語が公用語シンガポールへの便では、日本人CAで十分というところでしょうか。

 

 

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かぼすをゲット。うーん、紙コップですか…。これでは国内線と同じじゃん、なんて思ってしまいます。プラコップで国際線らしさを感じられると思ったのですが、残念です。

他にも、どうやら国内線プレミアムクラスでは、今までグラスで提供していたアルコール飲料も紙コップになっているようです。コロナ禍とエコ推進活動に乗じたコストカット戦略なのかなと思ってしまいます。「ANA Future Promise」キャンペーンが落ち着けば、かつてのANAが戻ってくるのかなとは思いますが、望薄かな。「さすてぃなぶる」効果で、次々とANAのレベルが下がっていくのは、見てるだけでも苦しいです。

 


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飲み物とともに配られたのはこちらのスナック。これは前回同様ですね。ペットボトルの水も入っており、海外到着直後には、1本持っておくだけで重宝しそうです。本来は機内で食べてしまうことが望ましい(そもそも持ち帰りは原則禁止?)のでしょうが、今はおやつの気分ではなかったので、非常食としてカバンにしまっておくことにしました。その後無事、カントリーマアムは粉末になっておりました。

 

 

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参考までに、内容イメージはこちらです。

 


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これはあまり知られてないのではないかと思いますが、座席下にはフットレストのようなものがあります。しかしこれが微妙に使いづらい。31インチの座席間隔に合うように設計されているからか、34インチの座席間隔では、少し離れている。しばらく足を中に放っておくと、少し疲れてきます。

 


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シートポケットを探ると、ヘッドフォンが現れました。これも国際線らしさの1つ。そういえば国内線でも、以前はヘッドフォンが備え付けられていましたね。

 


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機内エンタメはあまり使わない派になった私ですが、せっかくなので私のお気に入りを少し見てみます。

 


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入国書類案内ですね。

 


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ベトナムのを、と思って探しますがありません。どうやらベトナムは入国カードの記入は必要ないみたいですね。代わりにシンガポールのを選んでみます。シンガポールも紙の入国書類は廃止になっていたはずです。

 

 

深夜便はやっぱりキツイ!!

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そんなことをしている間に機内は消灯。時刻は1:50。離陸からちょうど1時間となります。

ラウンジでも少し眠気を催しており、やっと機内も就寝モードということで、寝ておこうと思います。おやすみなさい…。

 


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眠れない…。

3席を2人でエコノミーフラットしようとしますが、これもなかなか入眠できない…。先ほどのカントリーマアムは、おそらくこの時に頭で潰しています。高さ調整のためにカバンを枕代わりにしていましたから。

消灯時も、CAさんが「マスク着用のお願い」という画面のiPadを持って歩くものですから、迂闊にマスクを外せません。おかげで呼吸はしづらく、余計眠れません。

 


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3時頃、沖縄付近を通過。あと少しで日本の領空を離れます。このフライトの半分近くは日本を飛んでいることになりますので、やはりこの国は大きいですね。

昨年のこの日は、那覇経由で石垣に旅したのだなぁと回想します。

dreamliner.hatenadiary.jp

dreamliner.hatenadiary.jp

 

今年は友人Kが沖縄を訪れたそうなので、その時の搭乗記はこちら。

rjtta350xwb.blogspot.com

 


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眠れないどころか、身体が痛くなってきたので、少し歩き回ります。こうしてみるとほとんどの人が寝ているようですが、なぜか私の周りだけ、寝るのを諦めたのか映画を見ている人が多かったです。後ろの北米から乗り継いできたであろう女性も、寝ることなく映画を見ています。恐らくは太平洋横断中に十分寝たんでしょうね。

 

 

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深夜便の機内というのは、なんだか魅惑的です。そして、東京から遠く離れた海上を飛行しているというだけで、武者震いがします。このままそんなことを延々と考えながらぼーっと機内を眺めていたいですが、深夜便なのでそうもいきません。ここで寝ないと到着後に痛い目を見ることは、前回の搭乗から学んでいます。

どうしても寝たいので、もうマスクは外すことにします。普段からマスクをして寝るなんてことはしないので、それを機内で出来るわけがありません。ただ、それで起こされて注意されるのも嫌なので、毛布を頭から被って顔を隠します。暑いですが、呼吸はいくらかマシになりました。

 


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機はまもなくフィリピン上空へ。フィリピンのマニラには近日訪問予定がありますが、それはまた今度。

 

 

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ANA COUCHii の紹介ページより

その後も睡眠体勢を模索し続けましたが、最終的には窓に背を向け、この男性のような姿勢に落ち着いたようです。

 

 

機内食の時間

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どうやら深い眠りに入ったようで、機内食の準備で目が覚めます。1時間半ほどは眠り続けていたようです。7時間のフライトのうち、消灯時間は3時間半ほどでした。

温かいものを飲みたいなと思うのですが、メニューを思い出せない…。そろそろサービスインフォメーション冊子をシートポケットに入れるのを再開してください。あれがあるのとないのでは、だいぶ違いますから。3〜4年前の記憶を頼りに、コーンスープがあるか尋ねてみると、茅乃舎の野菜スープならとご提案。そういえばコーンスープは期間限定でした。お願いしたところ、後ほど持ってきて頂けるとのこと。

 

 

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写真つきのメニューを渡してくれるのはANAの良いところと言えます。文字だけであったり、口頭で言われるだけでは、メニューを想像するのも難しいですから。

到着前の機内食メニューは、3年前から変わらずワンパターンですね。和洋2種類が2ペア、それを3か月ごとに交互に提供。今回は前回搭乗時とは違う方のペアなので新鮮さはありますが、頻繁に乗る人には飽きてしまいそうです。

そういえば、機内食総選挙は復活しないのでしょうか…。

 


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「さすてぃなぶる」効果によってメインの容器が変わったようですが、まあ良いでしょう。食器は金属製から変わらず。これは日系航空会社の素晴らしい点の1つだと思っているので、ぜひこのままであってほしいところ。

 


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洋食にしてみました。機内食のメインがパンケーキって、少し珍しくないですか?温かくてgood!!でした。マカロニサラダはまだ少し凍っている部分もありましたが、味も私好みで最高です。左上にはパンもありますが、これは洋食メニューだけについているもので、和食だとこのスペースは空白。なんともスカスカ感があります。

 


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同行者の和食はこちら。なんだか想像と違う…?

gotrip.jp

 

恐縮ながら、記事を引用させていただきます。コロナ前からこのメニューはあったわけですが、私が想像していたのは引用記事様にあるもの。それと比べると、なんだか緑が増えている。そして、彩度が少し落ちている…。

先ほどのメニュー表をもう一度見てみますと、以前のメニューは「紅鮭の彩りご飯」、そして現在は「鮭の彩りご飯」。微妙に名称を変更し、内容を変更されたようです。細かいところでコスト削減、流石です。味に関しては今までのものを知らないので、普通にgoodでした。

 


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ANAオリジナルドレッシング」なるものが毎度ついていますが、イタリアンだったり和風だったり、毎回微妙に違うようです。

 


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食後はコーヒーにしてみました。そういえば野菜スープはといいますと、搭載していなかったらしいです…。

 


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食後はトイレが混みやすいというのはよくある話ですね。

 


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到着まで、まだ1時間ほどありますので、NHKでも見ておきます。

 


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どうでも良いことですが、機内アナウンス収録に使っていたレコーダーは、電池交換したタイミングでファイル番号が1000を突破しました。

 


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機体中央部は、ビジネス→プレエコ→エコノミー と盛りだくさんです。プレエコとエコノミーはカーテンで区切られず、あくまで同じエコノミーのくくり。そして、カーテンの向こうはビジネスクラスの世界であり、我々エコノミーの身分では、あちらの世界の様子をただただ想像するだけであります。

エコノミーの中でもこのあたりは、少しでも早く降機したいという方ですぐに埋まりやすいとか。

 


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ずっとほぼ直線での飛行でしたが、ここで少し迂回。気流の悪いエリアでもあったのでしょうか。

 

 

いよいよ到着!

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シンガポール到着が近づいてまいりました。降下していくと陸地が見えます。2019年搭乗時はマレーシア上空を通過しての着陸でしたが、今回見えたのはインドネシア領のバタム島。夜は街の光しか見えず、離陸時に見えた関東の風景との違いは分かりませんが、実際には、そこには日本とは全く違う風景が広がっているはず。なんだかワクワクしてきました!

 

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前回のANA搭乗は昨年夏、新千歳からの帰京便。その時の機材も787で、座席の位置もほとんど同じでしたので、機内を眺めながら当時の記憶がリンクします。今回のフライトも、前回のフライトの延長線にあるように思えてきました。前回も、着陸前には千葉の夜景が見えておりました。当時と同じ機内風景なのに、今、外には異国の風景。なんだかこの不思議な感覚、分かってもらえないと思いますが、それで良いのです。

 

 

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右旋回し、最終の着陸体勢。シンガポールの沿岸には、深夜にも多くの船が出ています。

 


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少しでもシンガポールらしい風景が見えないかと思い、目を凝らしてみると、あれは恐らくシンガポール・フライヤー?だとすれば、あのあたりにはマリーナベイが広がっているはずです。

トランジット観光でマリーナベイの風景だけでも眺められればと思いましたが、シンガポール入国にはまだ制限が設けられており、出入国で問題が生じてその後の予定に支障が出てもいけないので、今回はすぐにホーチミンへ向かうこととしました。

 

 

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着陸前には陸上飛行になり、シンガポールの風景を間近に楽しみます。航路西側には建物が多いようですが、住宅地ではないのでしょう。そして航路の東側にはゴルフ場が広がっています。なので、チャンギ空港では騒音被害は発生せず、24時間運用できているのでしょうね。

 


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着陸!時刻は6時25分。定刻7時ちょうど着のところ、ここ数ヶ月の同便の中では一番の早着となりました。

最近のANAは英語アナウンスを機会音声に任せる傾向にありますが、今回は出発時と到着時ともにCAさんによるアナウンス。やはりCAさんの特徴が表れる肉声アナウンスの方が、個人的には好みです。

 


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そして前回同様、あっという間に窓が曇ってしまいます。

 

 

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どこを走行しているかも分からないので、フライトレーダーで現在位置を確認します。

 

 

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スポットインしたみたいですが、何も見えません。

 

 

降機

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7時間を過ごした空間ともお別れです。

 

 

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70周年記念でしょうか、ANAのこれまでの歩みが降機ビデオとして上映されます。このアニメーション、2018年まで使われていた降機ビデオを思い出させますね。

 

 

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プレエコの座席の真価は深夜便で発揮されるのかもしれません。広い空間とレッグレストがあるだけで、睡眠環境はだいぶ変わります。

 


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ビジネスクラスなんてチートですよ。フルフラットで眠れないわけないじゃないですか。とはいえ、せっかくビジネスクラスに乗るならそのサービスを存分に楽しみたいと思ってしまう私は、深夜便で乗るなんて贅沢なことはしないでしょう。

 


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降り立ちました!むっとした空気が、東南アジアを感じさせます。

 


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海外で見るANAロゴは、なんとも頼りがいのあるものです。背後には空港職員も多く、ずっと機体撮ってる変な日本人と思われたことでしょう。構いません、これも一期一会ですから。

 


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隣にはジェットスターがいたんですね。もちろんジェットスター・アジアであり、ジャパンではありません。

その奥をよく見ますと、ANA機の姿が!早朝出発のNH802便、B787-9 (JA898A)であります。

 


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ターミナルに放出されると、あっという間に日本人の姿は見当たらなくなります。目に飛び込んでくる文字も基本英語!久しぶりに味わうこの孤独感が最高です。

 


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ぷらぷらしていると、搭乗機を撮影できる素晴らしいスポットを発見。海外でJAレジ機を撮影できる喜びは、3年前のあの時以上です。

 


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開放的なイミグレ。そういえばここは第1ターミナルだったのですね。コロナ前までは、ANAは2タミ発着でしたが、1タミに移管されたようです。恐らく一時的なものかと思いますが、そろそろ戻っても良い気はします。

 

 

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気になっていたマスク着用状況ですが、している人としていない人が半々といったところでしょうか。していなくても問題なさそうなので、さっさと外してしまいます。

 


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こちらはイミグレなんてじょうか。なんとも簡素な作りです。入国カードも電子化したシンガポールは、確実にデジタル化の道を歩んでいます。

 


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ここが第1ターミナルの中心地ということになるのでしょうが、ルイ・ヴィトンが目立つように店を構えています。これは第3ターミナルでも同じでした。

 


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そろそろシンガポールの雰囲気にも慣れてきました。

 


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フランスではないですがマカロン。残念なことにお値段高め。シンガポールの物価高しです。

 


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パイロットの方々が通り過ぎます。日本語を話しておりましたので、時間的にもおそらくこれから成田に出発のJALの方々でしょう。この先にJALのゲートもありますし。

 


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1タミの端にやってきました。気づくともう3タミに入っており、シンガポール航空の機体が目に入ります。夜もすっかり明けたようです。チャンギ空港は、基本的には1つの巨大ターミナルが形成されており、それをエリアごとに1タミ〜3タミと名付けているような形です。将来の成田空港も、このようなターミナル構成を目指しているのでしょう。

 

 

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到着したのがTransferDのエリア、そして現在いるのがTransferCです。ターミナル1をまっすぐ歩いてきたことになります。

 


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そういえばこの空港は、搭乗ゲートに保安検査があります。ゲート前の待合室はガラスで隔てられたところにあり、外が見えるから飛行機の写真を、というのは難しいつくりです。

 


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ここからT3の中心地にも歩いていけますが、ここはスカイトレインを利用することにしましょう。シンガポール航空の牙城ともいえるT3に向かいます。

 

 

Flightradar24より


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2019年に同便に搭乗した際の様子はこちら。

dreamliner.hatenadiary.jp