シンガポールから帰国です。最近運用が開始されたB787-10に乗るため、時間の悪い早朝便を選びました。そのおかげか、プレミアムエコノミーにアップグレードすることができました!ANAのプレエコ無償アップグレードサービスは9月末で終了しますしたので、最後のアップグレードということになります。
- Today's flight
- 空港でチェックイン!!
- 空港内を散策
- 制限エリア内の様子
- クリスフライヤーラウンジ
- いよいよ搭乗!!
- 離陸!!
- 機内食
- アラカルトメニュー
- 機内の様子
- 到着前の軽食
- まさかのゴーアラウンド!?
- 着陸!!
- 降機
- アライバルラウンジ
- あとがき
- Flightradar24より
Today's flight
- 航空会社:全日空(NH)
- 便名:NH802
- 出発地:シンガポール(SIN)
- 出発時刻:06:10
- 到着地:東京成田(NRT)
- 到着時刻:14:20
- 所要時間:7.10
- 機材:B787-10(JA900A)
空港でチェックイン!!
前日の夜9時頃、チャンギ空港のターミナル2に到着。今回の搭乗便NH802も表示されていました。
チェックインを済ませます。海外空港でANAでチェックインする時は、だいたい人が少ないんですよね。多分皆さんはもっと早く来られているのでしょう。
本日の搭乗券です。早朝便は日本人には使い勝手が悪いために外国人の搭乗客が多く、プレエコへの無償アップグレード対象の乗客が少ないためか、オンラインチェックインで見た時は、プレエコは6席ほど空いていました。プレエコでも航空券上の表示はYですね。そしてチェックインが早すぎたので、搭乗口は記載されていません。
空港内を散策
チャンギ空港名物となったジュエルにやって来ました。中央に滝があるショッピングモールといった感じです。
滝の横にはターミナル間連絡シャトルも走っています。
こちらのジュエルにもアーリーチェックインがあります。
ターミナル1にやってきました。謎のオブジェが出迎えです。
JALのカウンターがありました。JALのシンガポール発便は深夜便2便(羽田)、早朝便1便(成田)の合計3便で運航されています。
大量の自動チェックイン端末が…
ターミナル3にやって来ました。展望スペースがありましたが、窓ガラスが曇っているせいで何も見えず…。
ターミナル4は行くのが面倒なので、次回にお預け〜
さっさと出国しましょ。現在0時頃。
制限エリア内の様子
チャンギ空港の出発エリアと到着エリアは共通です。
こちらの窓ガラスからはしっかり見えますね。
展望デッキ(というより喫煙所っぽい)にやって来ました。しかし、日本の展望デッキよりしょぼいです。窓ガラスも汚れており、カンタス航空のA380を見たという事実も薄れてしまいます。チャンギ空港は評判が良いですが、飛行機好きにはあまり優しくないです。
見にくいですが、搭乗機も到着しました。
シンガポール航空がたくさん!明るい時間に見たかった〜
クリスフライヤーラウンジ
ラウンジに向かいます。
クリスフライヤーラウンジです。スターアライアンスゴールド会員が利用できます。ビジネスクラス 利用者とは別のラウンジです。プレミアムエコノミー ならSATSプレミアラウンジが使えるらしいのですが、私は何故か使えませんでした。SATSプレミアラウンジには、クリスフライヤーラウンジにはないシャワーがあるようなので、利用したかったのですが…
ただ、このラウンジは人が少なく、仮眠には最適ですね。
一応食事もあります。少し食べた後、2時間ほど仮眠をとりました。
5時頃に起きたら、人が多くなっていました。みなさん深夜にタクシーなどで空港に到着したのですかね。
いよいよ搭乗!!
搭乗時刻になり、ゲートへ。搭乗ゲートの前で再度手荷物チェックするという、面倒なシステム。
かわいい。
本日の搭乗機、B787-10(JA900A)です。この角度では長さはあまり分かりませんね。
乗り込みます!
プレエコのシート。以前のブルーとは違い、高級感のあるグレーです。
エンタメシステムも新しくなっているみたいです。
エンジンの真横!
CAさんがアメニティを持ってきてくれました。飛行機好きの私は、機内では使わずお土産にしました。
離陸!!
さらば!シンガポール!
トイレの床は木目調になりました。
コントローラーです。タッチスクリーンが普及した今では、あまり使うことはなくなりましたね。
夜が明けてきました。
機内食
機内食の時間です。こちらは親子丼。
こちらはフリッタータというもの。パイナップルが固くて酸っぱかったのは残念です。海外発なので仕方ないですね。
残念ながら、早朝便ではビジネスクラスのデザートの提供はないようです。
マニラ上空あたりで雷雲に突入してベルト着用サインが点灯しましたが、あまり揺れは大きくありませんでした。
アラカルトメニュー
アラカルトメニューを頼んでみました。以前はどん兵衛だったようですが、変わったのですね。近所のスーパーで見たことがあるのですが、今まで買ったことがありませんでした。結構美味しかったです。これをキッカケに、帰国後も何度かこれを食べています。
私が食べているのに気づき、同行者が目を覚まし、同じものを頼みました。
機内の様子
エコノミークラスの様子です。3-3-3の配列です。外国人の方がほとんどでした。成田で乗り継いでアメリカに行くのでしょうね。
1番後ろから。B787-10はエコノミー が多いですね。エコノミーのモニターも画面が大きいですね。ビジネスクレードルのモニターより大きいのでは?
エンジンが見える席に座ることは中々ありませんので、堪能します。次はエンジンの回転している様子が見られる座席に座ってみたいものです(人はそれをビジネスクラスという)。
前から見るB787の翼も良い!
到着前の軽食
到着前の軽食はパン1つ。プレエコはアラカルトメニューから軽食を食べることができるので良いですが、エコノミーのお客さんは足りるのでしょうか?
まもなく成田空港に到着です。ここで、CAさんが感想を聞きに来てくれました。「本日の機材は新しく導入されたものですが、プレミアムエコノミーはいかがでしたか?」と。きっと写真ばかり撮っていたので、飛行機好きだと気付かれたのでしょう。しかし、急に聞かれて良い回答が出せなかった私は、在り来りな答えしか出来ませんでした。
今、意見をまとめて言うと、エコノミーとプレエコのサービスの差はあまり感じられない。しかし、一番の違いはCAさんの接客がエコノミーとは大きく違うのです。エコノミーは235席、プレエコは21席。エコノミーとプレエコはCAさんが共通なので、その中ではプレエコの乗客が優先され、良い接待を受けられる。エコノミーでは基本は必要最低限の会話しかしないが、プレエコでは+αの会話をしてくれるのです。その差が、プレエコに乗るメリットだと思います。しかし、わざわざ2倍近く払ってまで乗るかと言われれば、節約してエコノミーに乗るか、もう少し奮発してビジネスに乗る方が良いかと思いますので、プレエコは微妙なラインなのです。だからこそ、無償アップグレードがなくなってしまったのは、とても痛かったのです。
まさかのゴーアラウンド!?
まもなく着陸です。前回の小松-羽田の便ではゴーアラウンドしたのですが、今回もそうなったら面白いな〜 なんて思っていたら…
徐々に機首を上げ、地味にゴーアラウンド。思っていたことが実現してしまいました。滑走路に鳥が侵入し、閉鎖してしまったとのことです。着陸直前ではなかったからか、エンジン出力を一気に上げるということもなく、ゆっくりゆっくり上昇していきます。
成田空港上空まで来てから、左旋回します。
上空に飛行機がいました。羽田に向かう機かもしれません。
モニターの表示がおかしくなっています。
着陸!!
改めてA滑走路に着陸。さくらの山の撮影者も、まさかB787-10を撮れるなんて思っていなかったでしょう。
着陸!逆噴射を機内からしっかり見るのは初めてです。
この機体は何でしょう?
A350の姿が…
就航初便でよく使われる、51番ゲートに到着。
隣にはワシントンD.C.からのBB-8が来ました。
着陸前の飛行ルートです。
降機
L1ドアから降りることが出来たので、ビジネスクラスを見学。
こちらも従来のブルーのシートとは変わって、高級感もUpですね。
真横から見ないと長さはあまり分かりませんね。
奥にはホノルルからのA380が!入国審査が混んでしまう!
と思いながらもトイレに行ったら、見事ホノルルからの客と重なりました。
アライバルラウンジ
つい最近その存在を知ったアライバルラウンジ。
国内線の出発ラウンジも兼ねています。
軽食がしっかり用意されているので、国内線ラウンジとしては最優秀なのではないでしょうか。他の国内線ラウンジはドリンクとおつまみしかありませんから。
展望デッキで飛行機を見て…
成田エクスプレスで帰宅。空港泊の影響で、車内ではぐっすりでした。
あとがき
新しく導入されたB787-10。その機内は、今までのものとは違う、新しいスタイルのものでした。残念なのは、北米から成田を経由して東南アジアへ向かう人のために設定された、現地深夜着早朝発の便に充当されていること。多くの日本人は、旅行には使いにくいこの便に進んで乗ろうとは思いません。つまり、新しいANAを日本人にはなかなか知ってもらえないわけです。羽田ベースのB777にも同じようなシートが導入されましたが、今後のシート更新で、B787-9にもこのインテリアが導入されることを期待するばかりです。