航空三昧

"Every flight is a special flight"をモットーとした写真多めの搭乗記。中の人は1人とは限りません。

いつか夢見たあの空港へ ANA 羽田-オホーツク紋別 NH375 普通席 搭乗記

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いつか絶対に訪れてみたいと思っていた、あのオホーツク紋別空港。最近は修行界隈でよく耳にするようになり、知名度も上がってきたように感じるこの頃ですが、そんな紋別空港に行くことができました!1日の運航便は、羽田便が1便あるのみ!?一体どんな空港なのでしょうか。

 

 

 

Today's flight

 

 

ギリギリ到着の羽田空港

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京急の新車で羽田へ。座り心地抜群の座席でしたね。

 


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いつもの第2ターミナル。夏も終わりに差し掛かる頃ですが、土曜日ということもあって人も多いようです。

 


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福岡や千歳といった幹線を中心に、臨時便も多く出ている模様。そして搭乗まで意外に時間がないぞ…。

 

 

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本日の搭乗券です。オホーツク紋別という印字、見てみたかったんですよね。

 

 

はじめてのサテライトターミナル

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保安検査を通過。今回はラウンジ直結の北側プレミアムチェックインの利用でしたが、時間がないのでラウンジはパス。これは滅多にないこと。

 


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今回の搭乗口はサテライト46番。サテライトは初体験です。今後、本館と接続する工事が行われるようなので、バスでのアクセスはまもなく見納めとなりそうです。

 

 

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1階に降りると、バス乗り場へ。

 


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バスに乗車。目の前にはB787-9、2月の那覇便でお世話になったJA833Aです。

 

 

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サテライトに向け出発。51番スポットにはいつもソラシドエアの機体がいます。サテライトの接続工事が始まると、このスポットも閉鎖となるのでしょうかね。

 


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サテライトにはすぐに到着。本館とは違った、開放感のあるつくり。

 


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そのいちばん奥にあるのが今回の搭乗口。搭乗口付近では修行僧の顔合わせが行われていました。他の便とは一味違った雰囲気。この界隈ではお馴染みのあの方もいらっしゃいました。

 


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ゲートの電光掲示板には「オホーツク」の文字は省略され、「紋別」とだけ表示されます。

 

 

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本日の搭乗機はB737-800、レジはJA89ANになります。ANAの数多い737の中でも、同機は2018年導入の比較的新しい機体です。

 

 

いよいよ搭乗!

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さて、搭乗です!

 

 

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737となると、ボーディングブリッジの傾斜も急ですね。

 


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ターミナルからは見られなかった機首を。

 


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乗り込みます!

 

 

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ドア上に取り付けられているというプレート。今回初めて撮影してみましたが、ブレてしまいましたね…。

 


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機内には既に多くの乗客が着席しており、写真は撮れず…。修行僧は顔見知りの方も多いようで、機内でご挨拶という光景も見られました。

 


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最近は何かと、主翼のすぐ後ろの座席を選びがちです。

 

 

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ウィングレットにはANAのロゴ。従来の737は青一色でしたが、新規導入の4機からはロゴが入るように。最近は従来機にもロゴが順次追加されるようになってきました。

 


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新造機ということで、スカイインテリア仕様となっている機内。従来機とは比較にならないほど、新しい飛行機の雰囲気が感じられます。この仕様となっているのは、ANAでは39機中4機だけなので、かなりレアと言えます。

 

 

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座席も従来の737は独自のものでしたが、こちらは767やA321ceoと同じ、ANA国内線ではよく見かけるタイプです。

 

 


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安全のしおり。

 

 

出発!

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プッシュバックです。隣のJA86ANはこの後釧路に向かったようで、この日のサテライトは道東エリア便が集約されていた感じですね。

 

 

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意外にも需要は高く、搭乗率は80%ほど!このうち、到着後すぐに折り返す修行僧の方の割合はどれほどだったのでしょう。

 


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エンジンスタート。高揚感を演出する時間だったりします。

 


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こちらはボーディングステーションに接続されるA321。沖止めのようで沖止めではない、不思議なスポットです。これもまだ未体験。

 

 

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D滑走路に着陸するのは、本日より運用が再開されたANAの国内線用773。PWエンジンの問題により長らく運航停止が続いてきましたが、-300も再開となればいよいよ元通りとなりますね。

 

 

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地上走行を開始。南風運用ということで、滑走路は16Lに向かいます。

 


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あちらのエアアジア風な赤い機体は、ワールドカップのトロフィーを運んでいるという特別塗装機。たまたま羽田に来ていました。

 

 

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まもなく再び空に飛び立てそうなJA754A。

 

 

離陸!

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サテライト出発ということで、16Lまではあっという間です。特に順番待ちなどもなく、搭乗機はスムーズにC滑走路へ。

 


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飛び立ちました。

 


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D滑走路を眺めながら上昇していきます。

 

 

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東京湾上空で左旋回

 


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WLにロゴが入っていると、それだけで絵になりますね。

 


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羽田空港を一望。

 


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海ほたるも発見です。

 


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機首を北に向け、再び上陸します。

 


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某ネズミの国も見えます。羽田空港と比べると、確かにそこまで大きくはないのですね。

 

 

機内でのひととき

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ベルトサインは早めに消灯。すぐに機長アナウンスも入ります。アナウンスの終わりには「何度もご利用いただいているお客様(= 修行僧の皆さま)、いつもありがとうございます」という言葉が。この路線ならではのアナウンスに少し興奮です。

 

 

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頭上モニターでは、機内で提供されるお茶の宣伝とも思える映像が流れています。

 

 

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今回もまたコンソメスープ。

 


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機内最後方から。明るい雰囲気の新造機は気持ちがいいです。

この便はANAウイングスの乗務員による運航となることも多いようですが、私が搭乗した時期はANA本体による運航でした。どちらも乗客からは見分けがつかないと思いますが、なんとなく本体運航便は安心感があります。

 


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トイレも視察。

 


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このお手洗いは、片手でプッシュしもう片方の手を洗うタイプ。片手が塞がっている時は使えません。

 


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ぐんぐんと北上していきます。フライトレーダーを見ますと、同じく北の果て稚内への便とすぐ近くを飛んでいるようです。

 


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モニターでは、公式YouTubeチャンネルの動画が流れます。

 

 

更新された自動放送

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北海道上空に入り、いよいよ着陸体制となります。ベルトサイン点灯時に流れる自動放送が個人的名物ですが、そのアナウンスが新しいものに変わったようです。

 

 


www.youtube.com

 

まずは旧放送、その次に今回の新放送が流れます。従来版の英語放送は臨場感があって好みでしたので、置き換わってしまったことは少しショックでありました。

実はその他の自動放送も新タイプに変更となりましたが、それはまた次の機会に紹介しましょう。

 

 

着陸!

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北海道上空あたりから雲が多くなってきました。降下を開始していきます。

 


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そろそろ雲を抜けるでしょうか。

 


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北海道の大地が姿を現しました。

 


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見渡す限り森林地帯。果てしなく続く緑に、少し恐怖を感じます。

 

 

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右旋回し、着陸へ。紋別市内が一望できます。

 


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紋別名物、カニの爪オブジェを発見。

 


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着陸!

 


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小さな空港からは、唯一の到着機を待ち受ける人々の姿が見て取れます。

 


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平行誘導路がないため、滑走路末端で折り返します。着陸後のアナウンスでは「紋別タッチのお客さま」という文言もありました。

 


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到着です。

 


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展望デッキのお出迎えは、他のどの空港よりも熱いです。

 

 

降機

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座席エリア順の降機は廃止となり、通常通りの降機方法となりました。ベルトサイン消灯と同時に立ち上がって荷物を取り出す光景も健在です。

 


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搭乗時には機内の撮影がしづらい状況でしたので、ここで少し撮影。

 


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プレミアムクラスのシートは電動タイプのものです。

 


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タラップでエプロンへ。小雨ということで、地上には傘の用意があります。

 


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振り返って搭乗機を。たかが737でも、地方空港では大きく感じます。ターミナルまでは徒歩です。

 


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開放感のあるエプロンを歩くのは気持ちが良いです。プロペラ機ではターミナルまで徒歩移動というのはよくあることですが、737以上のジェット機となると、日本ではほとんど見られないのではないでしょうか。

 


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展望デッキでボードを持って出迎える人々に、修行僧の「ただいま!」の声。北の果てにこんな暖かい空港があったとは。

 


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搭乗待合室のすぐ横を通って手荷物受取場へ。こちらもコンパクトなつくりです。

 


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どこの空港でも、到着ロビーに出てすぐにある到着便案内。こちら紋別は超アナログ仕様。毎日1便のみですからね…。

 

活気あふれる紋別空港

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ターミナル内の様子はと言うと、これがまるでお祭り騒ぎ。あまりの熱気に、2階に逃げてきました。出発客と到着客が入り混じり、修行僧同士の交流も盛んなようです。

 


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チェックインカウンター。その横にあるのが、紋別タッチの回数を重ねた人々のネームプレートの掲示。100回以上という猛者もいるようです。

 


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人の流れも落ち着いてきた頃でしょうか。

 


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改めてターミナル2階へ。北方領土返還に向けた署名活動がひっそりと行われています。

 

 

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展望デッキへ。そこまで広くないデッキですが、見学者の数は他の地方空港の比ではないです。

 


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復路便の搭乗はすでに始まっています。

 


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搭乗客と見送り客の距離が近い展望デッキ。

 


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タラップ前では、ANAのグラハンさんが紋別タッチ客に向けたボードを掲げています。

 


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搭乗も終わり、出発です。目の前でエンジンスタートが行われます。

 


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紋別空港ANA職員の皆さんも、手を振ってお見送り。

 


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機内からは、スマホのライトを振って応えます。

 


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出発。滑走路上をタキシングしていきます。

 


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タキシング中も、お手振りは続きます。

 


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あっという間に離陸滑走。

 


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雨の日ながら、良い上がりです。

 

 

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唯一の出発機が、今日も無事に飛び立っていきました。

 

 

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直後、記念撮影が行われていたりもしました。

 


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飛行機がいなくなった空港というのは、どこか寂しいものです。今日はもう飛行機がやってくることはありません。

 


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いつの間に、他のお客さんはいなくなっていました。私も展望デッキを去ります。

 


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紋別のマスコットキャラクターなんですかね。

 


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保安検査場横には熊のオブジェ。ちょっと怖い…。

 


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空港の外にはクリオネのオブジェ。紋別市内のオホーツク流氷科学センターに、世界最多数のクリオネを入れた水槽があるみたいですね。

 


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雨の中ですが、このショットのために屋根の外に出ます。

 


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紋別空港は、明日また多くの人々で賑わう時を待ち続けます。

 


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レンタカーで空港を後にします。これから紋別市内の散策に向かいます。

 

 

おまけ 〜紋別(+α)旅行記

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昼ごはんに選んだのがこちら。

 


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北海道に来たらやはり海鮮丼です。なぜかスタッフはインド系の方がいました。はるばる北の土地で、なんだか不思議な感じ。

 

 

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紋別散策。こちらは紋別市街を一望できる紋別公園。

 

 

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なんだか静かな街です。

 


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海洋公園です。

 


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オホーツクタワー。流氷展望の良いスポットになりそうです。

 

 

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ガリンコ号。砕氷船です。

 


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紋別のシンボル的存在、カニの爪オブジェ。流氷の時期は海に浮かべていたらしいです。

 

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わずかな滞在時間でしたが、紋別の街を後にします。流氷の時期に再訪したいですね。

本日の目的地は網走。紋別から100km越えの道のりです。

 

 

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真っ直ぐな道をひたすらに進みます。

 


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途中各所に小さな町が現れますが、すぐにまた大自然の中へ。

 


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こちらはかの有名なサロマ湖。と言っても大きすぎてよく分かりません。

 

 

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機関車が見えたので寄ってみます。こちらは湧別町の計呂地交通公園。1987年に廃止となった、かつての計呂地駅がそのまま残されています。

 

 

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さらに進んでいきます。

 


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道の駅サロマ湖。サロマ〜♪ な曲が延々と流れ続けます。

 


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サローマにある真実の口ですね。

 


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こちらは北見市、と言っても中心地からは程遠い常呂町です。ここ常呂町カーリングが盛んな町ということで、カーリングホールに寄り道。

 


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見学デッキから視察。

 


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はじめて見る生カーリング。結構楽しそうですよ。

 

 

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なんだかんだ網走に到着。本日の旅は終了です。

 

 

Flightradar24より


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