機材変更からの遅延!?次々と期待が崩れるフライト ANA 札幌-羽田 NH70 普通席 搭乗記
夏の北海道旅行。今回は道東周辺がメインでしたが、帰京は新千歳からとなりました。この新千歳-羽田線は、朝から晩まで多くのフライトが飛んでいますが、その中でこの70便を選んだのには、大きく2つの狙いがありました…。
- Today's flight
- JRで空港へ
- 新千歳空港でのひととき
- いよいよ搭乗!
- まさかの出発遅延
- ついに出発
- 夜のフライトから見える景色
- 到着!
- 降機
- 旅の終わりは、次の旅の始まり
- 阿寒摩周国立公園のあれこれ
- Flightradar24より
Today's flight
- 航空会社: 全日空 (ANA)
- 便名: NH70
- 出発地: 札幌/新千歳 (CTS)
- 出発時刻: 16:30
- 到着地: 東京/羽田 (HND)
- 到着時刻: 18:10
- 所要時間: 1.40
- 機材: B787-8 (JA818A)
JRで空港へ
毎度立派な札幌駅です。
札幌には24時間ほどの滞在でしたが、青空が姿を見せることはありませんでした。
JRで新千歳空港に向かいます。前回訪問時はレンタカー利用だったので、JRでのアクセスは今回が初です。
札幌始発の列車がいますが、車内は満席の様子。時間に余裕はありますし、次の列車を待つことにします。
JR北海道の面々を眺めながら待ちます。
こちらのキハ281系は、9月に定期運行終了となってしまったようです。ギリギリ見ることができたようです。
列車がやってきました。小樽始発のようです。
無事着席でき、札幌駅を出発。
千歳まで、景色の移り変わりを楽しみます。
ただ、天気が悪い上に窓も少し汚れていて、写真を撮るのには不向き…。
鉄道旅も楽しいものです。
ジェットスター機の姿が見え、まもなく空港に着くことがわかります。
40分ほどで到着。
確かに丘珠空港よりは遠いですが、電車に乗ってしまえば着くので、不便だとは思いません。
2年ぶりの新千歳空港です。
JR北海道の路線図ですかね。いつか特急で北海道の大地を旅したいものです。
新千歳空港でのひととき
巨大な新千歳空港ターミナル、その全てを周ることは難しいでしょう。
なんせ、私の注目はやはり展望デッキなのですから。
残念ながら雨ということで、室内から撮影することにします。
世代交代の瞬間が垣間見えます。
777も運航再開しましたね。ANAの国内線フリートも賑わいが戻ってきました。
ベアドゥジェットに代わり注目を集めるロコンジェット。
最近運航開始したジェットスターのA321。初めて見ました。
いったん撮影は終了。今回、札幌でラーメンを食べていません。空港で食べようかと思って見てみますが、微妙に時間が無い気もして、次回にお預けとします。
代わりにソフトクリームを食べたりします。
フライトインフォメーションを眺めるのも楽しいものです。
搭乗機が到着ということで、撮影に戻ってきました。
本日の搭乗機はJA818A。世界遺産ロゴが貼ってある機体です。
そろそろ制限エリアに入りましょう。
保安検査は優先レーンから行きます。
無事検査を終え、直結しているラウンジに。
山のオブジェが出迎えてくれます。
緊急事態宣言やらまん延防止やらで、アルコールの提供が中止されている時期もありましたが、最近は通常通りの提供ですね。
搭乗券です。
ラウンジから眺める飛行機は格別です。窓から見えるのは、羽田へ出発する777。搭乗便の1本前です。
今回、70便を選んだのは、復活した777に搭乗するという狙いがありました。午後便は772運航便が続けて設定されていたした。その中でも、現地滞在時間を最大限確保できる70便を選択したわけです。しかし、その1週間後、この70便のみが78Pに機材変更…。同じ787なら、後続の72便が78Mでの運航だったので、そちらに乗るのに…。
そう思うところですが、この便にはまだもう1つの狙いがあります。それが都心上空ルートでの着陸。夜の東京上空を通過して着陸する光景が見たかったという狙いです。72便では都心上空ルートの運用時間が終わってしまいますので、この70便に乗る必要がありました。本日の羽田空港は南風。期待通りの景色を見ることができそうです。
いよいよ搭乗!
なんて分かりにくい説明をしているうちに、時間になりましたので搭乗口へ。
ゲートはラウンジを出てすぐの7番。しかし、搭乗開始が遅れるとのアナウンス。これはマズいなと思い焦ります。というのも、今回期待している都心上空ルートは、少しでも遅延すると、運用時間を過ぎて都心上空ルートでの着陸ではなくなる恐れがあるのです。さらに、搭乗機は羽田から定刻通りに到着している。それなのに搭乗が遅れるというのは、何かしらのトラブルが発生している可能性もあるのです。
都心上空ルートを逃したら、この便を選んだ理由がなくなってしまう…。そんなことを考えながら、搭乗開始を待ちます。
遅れること10分ほど、搭乗開始です。
よろしく頼みますよ。
搭乗機がだんだん近づくこの瞬間は、いつも興奮します。
お隣には後続の72便。78M、国際線仕様機です。
反対側には737。石垣から那覇への便で搭乗したJA80ANです。南の島でお世話になった機体と、北海道で再会となりました。
それでは乗り込みます!
78Pの機内風景も見慣れました。というより、見飽きました。新シート導入の話はどこに行ったのでしょうね。
今回の座席になります。
主翼の少し後ろの座席。787の翼はいつ見ても美しいものです。
安全のしおり。
まさかの出発遅延
搭乗開始も遅れていますし、早く出発しましょう!と思って待ちますが、なかなか出発する気配なし。そして機長からアナウンスが入ります。なんと操縦室の計器不具合のため、復旧作業に時間がかかるとのこと。あぁ、これは都心上空ルートも絶望的ですね。
分かる方には分かると思いますが、横には3機の787が並んでいます。そして隣の787、アンコリが点滅している…。
はい、先に出発されてしまいました。あちらに乗っておくのが最適解だったのかもしれませんが、時すでに遅しです。
なんとも虚しい時間が流れます。いつもなら飛行中に使う化粧室を、駐機中に使ってみます。流す音がいつもより大きく聞こえました。
次々と出発していく便を、ただ眺めるのみです。
後々続便も先に出発です。
もしこのまま出発できず欠航になったら…。他の便に振り替えることになるのでしょうが、それでは窓側の座席にすら座れなくなるという事態!それだけは避けてほしいと願い続けます。
ついに出発
いよいよ出発できるということになりました。1時間10分ほどの遅延。もう都心上空ルートなどはどうでも良いです。無事今日中に帰ることができることに感謝。
お世話になりました。
滑走路に向かっている最中に見る離陸機は、気分を高揚させます。いよいよ自分もあんな風に飛び上がるんだなと。
時刻は午後6時になろうとしています。
787の特徴的な音で離陸滑走を開始します。
離陸!次に新千歳空港に来るのはいつ、そしてどんな目的になるだろうか。
上昇中、シートベルトサインも点灯中ですが、おじさまが化粧室に入って行きました。少しすると、激しい揺れが始まります。
空はまだ少し明るいです。反対側の窓からは、夕陽を見ることができたようです。
夜のフライトから見える景色
手前は山間部、そして奥が太平洋でしょう。恐らくはいわき市のあたりになるでしょうか。
後ろのおばさまは、松山への最終便に乗り継ぎがあるようで、しきりに心配されていました。チーフパーサーらしき人がやってきて、確認しています。
ここはもう千葉のあたりでしょうか。
機内から眺める夜景も、趣があって悪くないです。
到着!
最終着陸態勢となると、東京湾上空を飛行するので、窓を覗いても反射する自分の姿しか見えません。写真はD滑走路に着陸した後のものです。
窓が曇って、何も見えなくなってしまいました。
降機
無事到着しましたが、なんだか無心状態。
78Pのこの座席も、あと何回見ることができるだろうか。
降機しました。隣には767です。
遅延のお詫びとして1000円をいただきました。ネットでよく見る、お札の肖像画が見えるタイプの封筒です。
都心上空ルートはまたいつかの機会に…、なんて悠長なこと言っていられない可能性もあります。
松山に乗り継ぎのおばさまは、乗り継げたのでしょうか。恐らくダメだったでしょう。機内からプッシュバックする松山便を見かけました。
まずは無事に到着できたことに感謝です。
カウンターではおじさま方が地上係員を怒鳴りつけています。福岡へ乗り継ぎ予定だったそう。話を聞いている限り、スターフライヤーの北九州便に振替となりそうです。
旅の終わりは、次の旅の始まり
到着ロビーに出て、今回の旅は幕を閉じます。その瞬間から、次の旅が始まります。さて、次はどこに行こうか…。
コロナ禍で海外に行けなくなったことで、それまで関心がなかった国内線に目が向き、知見が広がりました。
千歳や福岡といった大規模空港は、この3年間で基本的には制覇することができました。今後は未踏の地方空港もどんどん訪れていきたい。そんなことを思った、夜の展望デッキでした。
そろそろ海外にも、
行きたいですねぇ…。
阿寒摩周国立公園のあれこれ
[準備中]
Flightradar24より