紋別から始まった道東周遊旅もおしまい。女満別空港から直接帰京しても良いですが、せっかくですので札幌に寄り道します。HACで行く、道内路線搭乗記です。
- Today's flight
- ふらっとひまわり畑に
- 初の女満別空港
- 制限エリア内へ
- いよいよ搭乗!
- 出発!
- 機内で
- 着陸!
- 降機
- 丘珠空港を散策
- 札幌市街へ
- 網走・女満別のあれこれ
- Flightradar24より
Today's flight
- 航空会社: 北海道エアシステム (HAC)
- 出発地: 女満別 (MMB)
- 出発時刻: 11:35
- 到着地: 札幌/丘珠 (OKD)
- 到着時刻: 12:25
- 所要時間: 0.50
- 機種: ATR42-600 (JA12HC)
ふらっとひまわり畑に
網走から車を走らせ、女満別空港に向かいます。
ふと、女満別空港の有名スポットを思い出し、寄り道。
ひまわり畑です。見頃は8月中旬から下旬ということで、ちょうどシーズンが終わる頃でしょうか。意外にも他に人はおらず、贅沢な空間です。
奥には空港の存在が確認できます。着陸機がやってくれば良い写真が撮れそうですが、タイミング悪く何もやってこない時間帯。再訪の機会を期待して、この場を後にします。
初の女満別空港
おっと、ひまわりの次はラベンダーですか。女満別空港に到着です。
道東の玄関口とあって、立派な空港です。
本日はここから札幌に向かいます。女満別から札幌には、ANAとJ-AIRが新千歳に、HACが丘珠に就航しています。中でもANAとHACはプロペラ機での運航!私はプロペラ機に搭乗したことがありませんでしたので、選択肢は必然的にこの2社に絞られます。ANAのQ400も魅力的ですが、これは本州でも乗ることができるもの。せっかく北海道で乗るのだから、ということで、選ばれたのはHACでした。
HACはJAL系列の航空会社。ということで、鶴丸のカウンターに。
丘珠便は、午前発と夜発の2便しかありません。夜便なら道東エリアでの滞在時間も半日ほど増えますが、北海道の雄大な風景を眺めるなら昼便しかないということで、やむなく午前便となりました。午後便もあれば便利だとは思うのですがね…。
本日の搭乗券。実際はもう少し赤っぽいデザインです。
ANAとエアドゥのカウンター。羽田便は基本的にはエアドゥ運航に全振りし、ANAは新千歳の他にセントレア便を運航しています。
ひっそりオープンしているのはPeachのカウンター。女満別は、Peachが就航する最北端空港になります。
初めて訪れる空港の展望デッキというのは興奮するものです。
ちょうどANAの新千歳便が出発するところでした。
いつかQ400にも乗るから!
ANA機が離陸してすぐ、搭乗機がやってきました。
ATR機が着陸。JA12HCとなります。
HACは3機のATR42で運航されており、1号機が北海道風な特別塗装、3号機がoneworld塗装となっています。そんな中、私は唯一の通常塗装機を引き当ててしまったようです…。
ATR機の乗降は後方ドアから、というのも1つの特徴です。
制限エリア内へ
さて、保安検査に向かいましょう。
制限エリア内は非常にコンパクト。ラウンジの1つもありません。女満別空港には、制限エリア外に有料待合室(≠カードラウンジ)があるのみです。
することもないので、ぼんやり搭乗まで待ちます。
次発には千歳便、ハワイアン航空とのコードシェア便のようです。ハワイアン航空の機体は釧路空港に飛来したことがあります。恐らく米軍関連のチャーターでしょう。
いやいや、そんなこと言われましても…。流氷の季節に再訪の余地ありです。
いよいよ搭乗!
搭乗開始です。上級会員の皆様の後に続いて搭乗します。本日はビジネス需要が多いように感じます。
ターミナルからは徒歩で搭乗機へ。
バリアフリーな環境で撮影できるので、最高ですね。
貨物は前方に積み込まれます。
座席は2-2配置。プロペラ機は狭いと言いますが、同じ2-2配置のエンブラエル機と比較しても、特に狭さは感じません。
着席しました。プロペラが真横に見える座席です。
どうやらCAさんは1名乗務のようですね。安全業務から機内サービスまで、1人でこなします。
安全のしおり。
出発!
搭乗したらすぐに出発となりました。いつの間にPeachも来ていたのですね。女満別には本拠地関西と成田から就航していますが、残念ながら成田便は運休となるようですね。
滑走路に向かいます。展望デッキから見る限りは北風運用かと思いましたが、南風運用に変わっています。
オレンジの滑走路を見ると、旅に来たのだなと思います。
プロペラ機の離陸は、今までのジェット機とはまた違った感覚。エンジン音が急に大きくなるものですから、驚きます。
この風景が、なんとも夏の北海道を感じさせてくれます。
町が点在していたりします。
あっという間に巡航高度に。
機内で
ドリンクは定番のスカイタイム。そもそも、この1種類のみのサービスだった気がします。
これは意外と興味を惹かれます。
機内最後方から。9割ほどの搭乗率で、ビジネス目的の方が多い印象です。
操作パネルになるんですかね?
ドアとタラップが一体化されています。これはQ400でも同じですね。
窓のシェードはこんな感じ。
湖?ダム?なんだかヒトデのようです。
着陸!
札幌が近づくにつれ、雲が多くなってきました。あまり天気は良くないんですかね。
下界も見えてきました。
石狩川。かつては日本最長だった説があります。
街も見えてきました。大自然の道東エリアから30分、そこには現代的な風景が広がります。
丘珠空港が新千歳並みの大規模空港だったら、たまったもんじゃないですね。
2年前は、この広場から着陸機を眺めていました。まさかこんなにも早く、丘珠空港を搭乗客として利用することになるとは思ってもいませんでした。
着陸しました。
小型機が多いようです。
大都市札幌とは思えない、コンパクトな丘珠空港。
到着しました。プロペラは固定されるのですね。
降機
お世話になった座席を後にします。
進行方向と逆向きの座席もあるようです。今回は誰も座っていませんでしたが、座席指定でもブロックされていたので、満席の時以外は開放されないのでしょう。
出口は後方。これがまた慣れない…。
新しい体験をありがとう。
遠目で見るとOKADAMAがOKINAWAに見えたりもします。
意外と稚内路線はないようです。
夏季限定運航のFDAも、滑走路延長が実現すれば通年運航になるだろうか。
丘珠空港を散策
到着ロビーに出て参りました。外ではリムジンバスが待っていますが、私は乗らないことにします。
地方空港のようにコンパクトなチェックインカウンター。
丘珠ラーメンに丘珠カレーですか…。
展望デッキにやってきました。
搭乗機は釧路に向かいます。
軍用らしき車両が滑走路を走ります。
出発するようです。
同機も雪ミク塗装が施されることになりましたから、ある意味貴重だったのかもしれません。
離陸です。
釧路へと飛び立っていきました。
すぐに、今度は釧路からの機。
1号機です。
左右でデザインが違ったのですね。
グランドスタッフもエプロンで作業をします。
さて、空港を去りましょうか。丘珠-女満別線は、どうやら最近復活したばかりだったようです。
札幌市街へ
釧路便の接続バスになると思いますが、こちらに乗車。
栄町駅行きです。札幌駅行きもあったかもしれませんが、よく覚えていません。
街の中の空港という感じもします。
3時間ほど前には大自然の中に暮らしていたのに、急に景色が変わって頭も混乱しています。
大通りに入ってさぁこれから、と思いきやもう栄町駅に到着です。空港まで地下鉄が通っていないのがなんとも惜しいところです。
東豊線の始発駅になります。
札幌駅到着です。地下鉄駅はひらがな表記なんですね。
ホテルで休憩後、すすきのまで歩いてきました。
夕方、サッポロビール博物館の上空に
函館からやってきた本日の搭乗機を見ることができました。
網走・女満別のあれこれ
[近日公開]
Flightradar24より