上海からのフライトはエールフランスで行きます!機材はまさかのA380!本場フランスのA380の機内はどうなっているのでしょう?初めてのA380搭乗です!
- Today's flight
- 座席の懸念
- トランジット観光ダイジェスト
- 空港でチェックイン!!
- ターミナル内の様子
- いよいよ搭乗!!
- 離陸!!〜深夜の機内サービス
- 1回目の機内食
- 機内の様子
- 2回目の機内食〜着陸!!
- 降機
- 到着ロビーまでの長い道のり
- Flightradar24より
Today's flight
- 航空会社: エールフランス (AF)
- 便名: AF111
- 出発地: 上海/浦東 (PVG)
- 出発時刻: 00:15
- 到着地: パリ (CDG)
- 到着時刻: 5:55
- 所要時間: 12.40
- 機材: A380-800 (F-HPJC)
座席の懸念
成田でもらった搭乗券です。欧州系航空会社の多くは事前座席指定が有料で、エールフランスも例外ではありません。エールフランスから航空券を予約しているなら有料でも座席指定するかもしれませんが、今回はエアトリ経由なので、座席指定が一切できませんでした。そして24時間前に勝手に指定された座席は、まさかの3人バラバラ…。しかも全員中央席!知らない人に挟まれながら12時間を過ごすのは苦痛に違いありません。これには流石に憤慨!成田の東方航空のカウンターで変更を要請しましたが、航空会社が違うので、シートマップすら確認できないとのこと…。仕方ないので、上海のエールフランスのカウンターで改めて交渉することに…
トランジット観光ダイジェスト
世紀大道駅目の前のショッピングモールの…
こんな地下街の…
こんなお店で…
少し中国を味わい…
勢いでこんなものを買い…(結局食べきれず、パリに持ち込んだ)
地下鉄とマグレブを乗り継ぎ…
浦東空港に帰ってきたのでした。
空港でチェックイン!!
夜9時頃、浦東空港に到着。ちょうどチェックインが始まった頃でした。カウンターは行列ができているように見えますが、あれは向かい側のKLMの列です。
ターミナル1の天井は円柱が等間隔で延々と並んでいる謎デザイン。この空港は、これから向かうシャルル・ド・ ゴール空港も設計した、フランスの建築家、ポール・アンドリュー による設計だそうです。
中央にはこんなドームがあります。
エールフランスのカウンター。あまり並んでいませんでした。驚きだったのが、4人で10個のスーツケースを預けようとした人がいたこと。我々が列に並び始めた時から、我々が出国する時まで、ずっとカウンターにいました。
こちらで交渉した結果、2人は並びの席、1人はその後ろの席、つまり、L字型の座席を確保できました!中央のE・F席ですが、両隣知らない人よりは何倍も良いです。勝手に振り分けられた座席に不満があった場合は、早めに空港カウンターで交渉することで解決することが多そうです。
12時間の快適な旅が確保されたことを祝い、スタバで一杯!
いつもは混んでいる印象ですが、時間も時間なのか、3分で出国できました。
ターミナル内の様子
第1ターミナルは利用航空会社が少ないからか、あまり人はいません。
読むのが難しい中国の出発案内シリーズ。シドニー、メルボルン、フランクフルト、プラハなどなど、漢字とはいえ、中国語を知らないとまず読めないものが多いです。
エールフランスとほぼ同時に東方航空もパリへ飛ばしている他、KLMと同時に東方航空はアムステルダムへ飛ばしています。東方航空とエールフランス、KLMはコードシェアを行なっているので、東方航空便としてこれらの航空会社に乗れる嬉しい仕様ですが、出発時刻が似通っているため、よく便名を確認しないと、意図せず乗りたい航空会社とは反対の航空会社に乗ることになってしまいます。MU○○○のような3桁便名は中国東方航空の運航、MU○○○○のような4桁便名はコードシェア先(この場合エールフランスやKLM)の運航になります。
ロンドン(ガトウィック)行きの東方航空。長距離線のA330はどうなんでしょう?
自販機で飲み物を買おうと思いましたが、QRコード決済しか対応しておらず、諦めました。
KLMは2時間遅れだそうです。大変ですね…
大韓航空はここで朝まで過ごすようです。
成田からのJALがいました。こちらも朝まで過ごすようです。
この空港には水とお湯が無料で飲める機械があるのですが、わざわざスタバの前に置かなくても…
いよいよ搭乗!!
1番奥のゲートにいたのは、本日の搭乗機、A380-800(F-HPJC)です。初めてのA380搭乗で、興奮します!
500人以上を乗せるA380だけあって、たくさんの人が並んでいます。周りを見ると、日本パスポートの方が数名いました。やはり中国東方航空の安さに惹きつけられる人が一定数いるのですね。
やっと順番になり、搭乗です!
左側エンジン2基。
乗り込みます!
なんと!乗り込んだ瞬間、フランス人CAさんの日本語による機内アナウンスが出迎えてくれました!
エコノミークラスは3-4-3の配置です。機内に入ってから気付いたのですが、中国人はもちろん、日本人もたくさんいました!最初に日本語の機内アナウンスをするほどですからね。周りから聞こえてくるのは日本語ばかり!日本と関係ないフライトで日本人が一番多いという不思議な事態。相当多くの人々がこの安さに惹きつけられているのです。
日本人:中国人:その他=5:4:1の割合でした。
長距離線ですので、アメニティがありました。イヤホンではなく、しっかりとしたヘッドホンであるのも良いですね!使いませんでしたが…
ただ、シートはとても古い… モニターは意外とタッチパネルではあるものの、画面が小さく、タッチの感度が悪い…。また、リモコンやテーブルの収納には少しコツが必要です。12時間かけて攻略するタイプのシートです。ANAが最近A380を導入したことで、A380は新しい機材という印象がありますが、エールフランスでは2010年に導入されており、シートは更新されていないため、エールフランスの中では最古参に入ります。
外部カメラを見ることができますが、途中から私のモニターだけ視聴不可になりました…。
冊子タイプの安全のしおり。
ドアクローズ。重そうなドアレバーを引っ張ります。
有名(?)なエールフランスの安全ビデオを初めて生で見ます。
離陸!!〜深夜の機内サービス
機内は暗くなり、滑走路まで移動。
そして離陸しました。窓側でないと、離陸した感覚がないですね。残念!
水平飛行に入ると、機内サービスのメニューが配られました。回収されませんでしたので、お持ち帰りできますよ。表紙は何種類かあるようです。
というわけで、持ち帰りしたメニューの中身です。
ドリンクサービスが開始。いつものANAなら迷わずかぼすを頼みますが、エールフランスは初めてなので、メニューとワゴンを照らし合わせながら決めます。無難なオレンジジュースにしました。
同行者はワインを飲んだようです。
1回目の機内食
深夜1時、機内食が配られました。中華のメニュー。小鉢は春雨です。デザートはケーキ。また、パック水もありました。中国でつくられたものだと思いますが、ケータリング会社の違いからか、全体的に中国系航空会社のものより美味しいです。一方、パンはエールフランスだからといって力を入れているわけではなさそうです。日本発着では和食が出されるのでしょうね。
こちらはフレンチ。小鉢のサラダはとても酸っぱくて完食ができませんでした。こちらのデザートもケーキだったと思います。2種類の違いは覚えていません。
機内の様子
トイレは前から後ろまでたくさんあります。
食事が終わると、この辺り。
長い眠りの時間の始まりです。
フライト中盤、下界にはロシアの未開の地が広がっているであろう頃、機内散策に行きます。ギャレーにはスナックが置いてありました。カップラーメンを置いている航空会社もあるらしいですが、私は見たことがありません。
別のギャレーにはサンドイッチもありました。
ドア。
1番後ろにはA380特有の階段!
上から。美しい螺旋階段です。床がアシアナっぽいですね。
転落防止のための柵がありましたが、こちらから見ると、エコノミー客が2階に上がって来ないための柵という意味にも思えます。エールフランスの場合、2階の後方もエコノミーとなっていますが、競争率は高そうです。
明かりがつきました。フライトもいよいよ終盤です。
2回目の機内食〜着陸!!
朝食です。選択肢はありませんでした。メインは見た目が卵焼きっぽいパンケーキです。
まもなく着陸。外の風景を見ることができないのは残念です。
着陸!ただ、中央席ではその実感はありません。
着陸後、長く移動し、ターミナル2に到着です。
降機
降りる際、ファーストクラスも見学できました。
こちらが最前方の階段。
ボーディングブリッジがたくさん!
降機しました。少し名残惜しいですね。楽しい体験をありがとう!
到着ロビーまでの長い道のり
しかし、降りてみるとこの大渋滞。どうやら、ここでパスポートをチェックしているそうです。中国人はVISAが必要なので、時間がかかっているようです。
こちらは昆明からの東方航空です。中国東方航空は上海、昆明、青島の3都市からパリに就航しており、上海発の便もいました。
ケニア航空!初めて見ました!ヨーロッパに来ると、中々見られない航空会社を見ることができますね。
「2050年にはパリから東京まで15分のフライトで行ける?」とフランス語・英語・中国語で書かれています。
乗り継ぎ案内にモニター21面…… 規模が違う!
連絡シャトルで入国審査場に移動しました。
入国審査の列は無駄にクネクネしています。アフリカからの到着便が多いので、アフリカ系の方が多いです。我々日本人は1人僅か6秒でスタンプが押されました。早い!
エールフランスの圧倒的なアフリカ路線が集中する時間であります。なぜエールフランスがアフリカとヨーロッパを繋ぐ代表になったのかは知りませんが…。ところでAF293"A"って何すか?
心配していた荷物も、ロストバゲージすることなく、無事届きました。
降機から到着が長かったですが、無事パリに到着です!
冬のヨーロッパの脅威!7時になっても未明のRER B線でパリに向かいます。写真は、突然の運休を喰らい、反対側の列車に乗り換えるシーンです。