極寒の2月を乗り切るために、暖かい南の島の空気を吸収しに石垣島に行きます。有償航空券は高いので、特典航空券で行くことに。直行便でも良かったのですが、羽田6時発or11時発という微妙なラインナップであり、それに加え石垣便の使用機材がA321とB767ということで、それなら那覇経由で行こうということで、まずは那覇空港へのフライトです。
Today's flight
- 航空会社: 全日空 (ANA)
- 便名: NH467
- 出発地: 東京/羽田 (HND)
- 出発時刻: 8:30
- 到着地: 沖縄/那覇 (OKA)
- 到着時刻: 11:30
- 所要時間: 3.00
- 機材: B787-9 (JA833A)
早朝の羽田空港
7:30ごろに到着。連休というわけでもないので、人の姿は少ないです。
前回12月に来た時とは全く違う風景が広がっています。
いつも通り展望デッキへ。美しい景色ですね。ここで初日の出を拝む人が多いというのも頷けます。
7時台の羽田は、まだまだ静かです。
そこに「鬼滅の刃じぇっと」がプッシュバックしてきました。成田での遊覧飛行を見たばかりです。
この塗装の成田での姿は、貴重なものとなるでしょう。
出発前の飛行機がズラリと並んでいます。59番ゲートにいるのが本日の搭乗機です。
隣の60番ゲートからは、1便前の那覇便がプッシュバック。こちらに乗っても良かったのですが、時間が早すぎるのと、久しぶりのB787-9に乗ろうということで、8時台発のNH467便を選んだのです。
では制限エリア内に入りましょうか。今回もは保安検査は優先レーンから行きましたが、一般の保安検査レーンも人はおらず、たいして変わらなさそうです。
本日の搭乗券です。
北側のラウンジに来ました。人の姿もまばらで、快適です。
アルコール類の提供中止は相変わらずですね。
いよいよ搭乗
ラウンジを出たらすぐ目の前にある、59番ゲートから搭乗です。
いつも憧れだった「沖縄」と表示されたゲートを、ついにくぐる日が来たのです。
その前に本日の搭乗機をもう一度。世界初のB787-9であるJA830Aには恵まれず、弟分のJA833Aとなります。
ANAのB787-9は、ほとんどの機体が国際線で活躍していますが、初期導入の2機のみ国内線で長らく活躍しています。性能は同じはずなのですが、世界中を飛び回れないのは不遇です。現在GEエンジンのB787-9が国内線に導入され始めているので、RRエンジンの2機は、性能に問題がなければ国際線に転用しても良いのかもしれませんね。
乗り込みます!
中に入ってしまえば、国内線用のB787-8と基本的には同じです。
今回の座席は36Kです。エンジンを眺めるために前方座席でも良かったのですが、後方がガラガラなので、後方座席を選択しました。
主翼の眺めも最高!下手に前方に座るよりは、やはりこの位置が落ち着きます。
ほとんどの乗客の搭乗が終わった後の様子。ガラガラですね。
安全のしおり。
出発!
新しくなった安全ビデオが流れ始めると、プッシュバックです。
心地よいエンジン音が、旅の高揚感を演出してくれます。
搭乗機は動き出し、D滑走路へ走行していきます。
何気なく映したB737ですが、この機体が羽田-石垣便に充当される機体となるのです。実はまん延防止等重点措置の適用により、石垣直行便がB737での運航になってしまったのです。というわけで、直行便にしなくて大正解でした。
69〜73番ゲート。こちらはいずれ国際線用ゲートとなる予定であり、将来的には多くの大型機が並ぶことになるのでしょうね。
運航停止が続いている、国内線のB777。復活はもう少しだけ時間がかかりそうですね。
実はこの日の未明、長らくロゴが消されたまま羽田で過ごしていたJA708Aが離日してしまったのです。私の搭乗機でもある機体が、私のフライトの日に離日するというのは、何かの運命でしょうか。
その他にも多くの機体が駐機していました。
連絡橋を渡ります。
浮島のあたりを見渡すと、まもなく離陸です。
離陸!
離陸のアナウンスが入り、D滑走路に進入。C滑走路への着陸機を待ってからの離陸となりますが、3分弱待たされ、そわそわした気持ちがしばらく続いて不思議な感覚でした。
テイクオフ!
離陸後に大きく右旋回するのが、羽田北風運用のお決まりです。
羽田空港を一望。
後続の福岡便の離陸を空撮。
冬は景色がはっきり見えるので、撮影に適していますね。
羽田空港と都心。
そして横浜も。
江ノ島あたりで少し旋回して、ベルトサイン消灯です。冬は視界も良く、離陸後の機窓はなかなかに楽しいものでした。
機内でのひととき
富士山が綺麗に見えます!雲ひとつない青空にそびえ立つ富士山。絶景です。雪を被った冬の富士山が一番ですね!
飛行時間が長い沖縄便は、ドリンクサービスにも余裕があります。
いつものコンソメスープです。
愛知県までやってきました。
セントレアも見えます。
進路を変え、三重県沿いを飛行します。
そしてついに陸が見えなくなります。ここからはひたすら海と雲だけの機窓です。
B787自慢の電子シェードで遊びます。
化粧室です。ひじで開けられるドアとなっていました。
エンジン音だけが響く機内
ガラガラの機内では、フライトも普段以上に長く感じます。
海上飛行中は所々揺れが。エルロンも頑張っています。
暇なのでレジ番でも撮っておきます。
機内のモニターには羽生氏の特集映像が。イライラしてるらしいです。
話し声が聞こえてくることはなく、エンジン音だけがただ聞こえてくるのみです。
暇なのでフライトレーダーで那覇空港の様子を眺めます。着陸機の様子を見ていると、基本的には新滑走路への着陸のはずが、第一滑走路への着陸もあり、搭乗機がどちらに着陸するかわからない状態に。個人的には新滑走路への着陸を期待します。
ANAの羽田-那覇便は、1時間毎に1便あるので、後続機が追いかけてくる様子も楽しめます。このシーズンの那覇便は、ほとんどが78Mでの運航となっていました。
機窓を眺めていると、見えてきたのは奄美大島。
こちらへの旅も検討しましたが、選ばれたのは石垣島でした。
CAさんがアップルジュースを持って練り歩き始めたので、1杯いただくことに。
まもなく降下という頃、遠くにANAカーゴの機体が見えました。バンコクに向かうフライトです。
美しい沖縄本島
長かったフライトもラストスパートとなり、降下を開始します。
眼下には、沖縄の美しい海が見えてきました。
写真や動画では何度も見てきましたが、リアルで見るのはこれが初めて。感動です。
沖縄本島はなかなかに大きいですね。なかなか那覇市周辺が見えてきません。
南側は雲が多く、また陸地から離れたところを飛行していたので、結局那覇市は見ることができませんでした。
海面が見えるような高さをしばらくキープしていました。
進路を北に変え、ファイナルアプローチとなります。搭乗機は新滑走路への着陸となるようです。
着陸間際には、美しい海を見ることができます。
着陸!
着陸しました!滑走路の端まで走行し、離脱します。
連絡誘導路を渡ります。
離陸したのは伊丹便のB767。レジ番はJA618Aということで、私の搭乗機であります。
JALの羽田-那覇便は、ほとんどがA350となってきましたね。
羽田で出発を見送った機体は、復路の運用に入っています。
第一滑走路を横断。
そしてすぐに33番スポットに到着しました。
隣にやってきたのは、宮古からのB737。実はこの機体が乗継先となるのです。
降機
3時間を過ごした空間を後にします。
降機しました。
蒸し暑かったりするのかと思いきや、そうでもありませんでした。冬ですからね。
隣にはソラシドエアの石垣便。本当はこちらの便に乗りたかったのですが、乗り継ぎ時間が20分とギリギリだったのでやめておきました。
搭乗機をもう一度。
那覇空港は出発と到着の導線が共通となっているのですね。
沖縄にANAのA320neoが来ることは珍しい気がします。同機は福岡から来たようですが、この後宮古と石垣をそれぞれ1往復したようです。
空を見上げると、JALのA350初号機が離陸していくのが見えました。
那覇空港で見かけるこちらの車両、なんだか中国っぽくないですか?
良い場所発見!羽田からの搭乗機と、次の搭乗機が並んでいます。
Flightradar24より
このフライトの機内アナウンスはこちら〜
このフライトの全区間機窓はこちら〜