…と書きましたが、JALには数年前、小松線で片道だけ乗っておりました。この厳しい時期に推しのANAの支援をせずにJALに乗ってしまうのもどうかと思いましたが、最初に福岡に行くときはJALで!と決めていたので、JALのA350で福岡へ向かいます。許して!ANAにはまたすぐ乗るから!
- Today's flight
- はじめての第1ターミナルからの出発
- 展望デッキへ
- 搭乗機をお出迎え
- POWER LOUNGEへ
- いよいよ搭乗!
- 離陸!
- 機内の様子
- 着陸!
- 到着
- 展望デッキへ
- Flightradar24より
Today's flight
- 航空会社: 日本航空 (JL)
- 便名: JL321
- 出発地: 東京/羽田 (HND)
- 出発時刻: 14:00
- 到着地: 福岡 (FUK)
- 到着時刻: 15:55
- 所要時間: 1.55
- 機種: A350-900 (JA08XJ)
はじめての第1ターミナルからの出発
いつもなら豪華な部屋に入ってチェックインから保安検査まで済ませられるところですが、第1ターミナルに来たら平民です。
今年新導入された自動手荷物預け機。見た目ではANAより高級感がありますね。
本日の搭乗券です。実際は少し緑っぽい色をしています。ANAのものより高級感がある気がします。
展望デッキへ
展望デッキにやって来ました。第1ターミナルの展望デッキにはよく来ますが、今回は鶴丸の乗客ということで、心持ちも変わってきます。
国際線側にはJA711J。何かと思い入れのある機体なのですが、あと少しで退役でしょうか。プレエコを積んでいることから、国内線転用機材にはならないでしょうね。
JA708Jがバンコクへ出発。こちらもプレエコ機材なので、退役となりそうです。oneworld塗装機として目立つ存在だったので、寂しいです。
こちらはプレエコを積んでいない、JA702J。
一般の保安検査へ向かいます。人が全くおらず、不便は感じませんでした。
この出発の1週間前、追加の欠航が発表されました。それでも画面が真っ赤に染まるほどというわけではありませんが、対象となってしまった人は、災難でしたね。(実は私も影響を受けておりますが、それはまたは復路の話)
搭乗機をお出迎え
搭乗ゲートは13番。まず向かってみると、前の便が出発するところでした。伊丹便です。
続けて隣のスポットからもB767が出てきました。こちらは函館便。この便が逃げるように自走を始めてすぐ…
搭乗機が札幌からやってきました。レジ番はJA08XJ。エアバスからのクリスマスプレゼントとして(?) 25日にトゥールーズから羽田にやってきて、4日後の今日から運航を始めた、出来たてホヤホヤの機体です。
ここで一旦お別れです。
隣は同じく新機種、B787です。伊丹線はこの機体がほとんどになってしまい、バリエーションに劣って寂しいです。
羽田、伊丹、福岡にしか顔を見せないJALの国内線用787は、世界で一番守備範囲の狭い787かもしれません。先に導入された同型機が世界を飛び回っている中、なんとも不遇だなと思います。
北ウィング方向に進んでみます。
POWER LOUNGEへ
ここでカードラウンジを発見。元々ラウンジに入る予定はありませんでしたが…
こんな素晴らしい眺めを見たら入りたくもなりますよ。
中は広々としています。
ドリンクはこれが全てです。冷蔵庫には青汁と黒酢が入っていました。手前の3種類の飲料はスタッフに注文して注いでもらうタイプです。何回も頼むと何杯飲むんだよと思われそうですね。
ディズニー塗装機を眺めながら一杯。この機は札幌に向かうようです。
トーイングカーと飛行機を繋ぐ棒。機種によって棒の種類も変わるのですね。でも結構錆びt(ry
たまに登場するお見送りコーナー。出発準備中の搭乗機です。詳しいレポートはこちらから〜
一時期は需要低下によって、全機運航停止となっていたANAのB777-300。最近は全機順調に稼働しているようで安心していますが、この中から2機退役となるのは残念です。
那覇からB777-200が到着。A350やB787に役目を奪われる形となったB777に、哀愁が漂っています。
オリンピック塗装機JA773Jの着陸を見送り、ラウンジを後にします。
いよいよ搭乗!
いよいよ初のA350の機内へ入りたいと思います。
JALでは上級会員の優先搭乗を継続しているようであります。JALでは当然優先搭乗できず、ANAでは優先搭乗の中止により、その恩恵に与れないなんて…。
先程のB787が出発した隣のゲートには、別のB787が入っておりました。
乗り込みます!なぜか鶴丸のオブジェを拝むことはできず…
進化したクラスJ。このシートでヨーロッパまで余裕で行けてしまいそうです。
そしてこちら普通席。
本日の座席です。同機の運航初日3フライト目、そしてGoToトラベル停止の影響による乗客減もあって、旅客としてこの座席に座るのは、もしかしたら私が最初なのではないか。そう思うと興奮します。
画面には、目的地福岡の観光地が変わる変わる映し出されています。
A350の名物、機外カメラ。これは通路側や中央席に座った時に効力を発揮しそうですが、窓側に座っている私は窓からの景色しか見ないので、あまり意味がありません。
機体下部のカメラからは、出発準備の様子を見ることができます。グラハンの方々も機内から見られていると思いながら作業しているのでしょうか。もしかしたら手を振ってくれることがあるかもしれません。
安全のしおり。初期は赤色だった気がしますが、変わったのでしょうか。
その他の冊子はご覧の通り。機内誌なども導入当初は画面下のスペースに入っていた気がしますが、いつの間にか膝元のポケットに移っていました。
隣には先程のJA773J。
ここでプチトラブル。最近はよく窓にGoProを貼り付けてFull flight videoなる動画の撮影に挑戦しているのですが、今回初めて撮影を断られてしまいました。おいおい、おたくのパイロットはそんなに乱暴な操縦をするのかい!?というのは冗談ですが、ANAとJALでは、考えが異なるようです。JALの安全に対する姿勢は素晴らしいものだと思いますが、撮影ができないのであれば、しばらくはANAで落ち着いていようかと思います。これは帰りの便での対応次第ですね。ではJALで全区間機窓を撮影できた方々は運が良かったのでしょうか、それとも何らかの対策をしているのでしょうか…。
「脱出時に、荷物は持たないでください💢」で有名な(?)、新安全ビデオ。ただ、最初に登場する飛行機がB777なのは少し気になりました。退役したら、その部分もリメイクするのでしょうか。
プッシュバックです。残念ながらお手振りは左側座席だったようです。
タキシング開始です。格納庫前には嵐ジェットが駐機。あれに乗れればと思ったのですが、A350の母数が8まで増えると、なかなか難しいですね。
まだまだたくさんの機体が待機となっています。右側のB767はJA620A、左側のB787はJA801Aということで、台湾旅行の時にお世話になった機体が隣り合うという、なんとも嬉しいことになりました。
こちらのB777はエンジンの羽が抜き取られていますね。
離陸!
福岡便はC滑走路とD滑走路のどちらからも離陸する特殊な便。この便は毎日C滑走路からの離陸となっています。どのような基準で決めているのでしょう。
とにかく加速が凄い!そしてすぐにふわっと浮かび上がりました。
尾翼カメラもチェック。
さらば友よ!
大きく右旋回。城南島に人の姿はありませんでした。
羽田空港を眺めます。
東京を東西に横断していきます。ドアが閉まってからすぐ使える便利なWi-Fiでフライトレーダーを起動し、地図と照らし合わせながら眺めてみますが…
どこに何があるかなんてほとんど分かりません。
西武球場ですかね。
そしてこちらが横田基地でしょうか。
そして下界は雲海に覆われてしまうのでした。
機内の様子
ドリンクサービスが始まります。CAさんは手袋に加えてゴーグルをかけ、完全防護体制です。
JALでは一人一人にドリンクメニューをその場で見せてくれるタイプです。ただ、その場では冷静に選ぶ余裕がないということが欠点です。そんな私はコンソメスープを選びました。ANAとJALの両社でしばらく休止されていたと思うのですが、久しぶりに飲むとやはり美味しい!ANAでも再開されているのでしょうか。
こちらがトイレです。高級感が出る内装に興奮します。L2ドア隣の多目的トイレが広いと噂で聞いたのですが、クラスJを通り抜けて入る勇気などないので、諦めました。
ドア。
機内最後方から。黒画面が多いということは、それだけ空席が多いということです。
Bコンパートメント最後方には小さい通路があり、このように撮ることができます。
巡航中は一切の揺れもなく、終始安定して40000ftを維持していました。大阪を過ぎたあたりで雲が少なくなってきまして、少し下界を眺めることもできました。
着陸!
着陸準備に入ります。どこかで見たことある棒をJALも使っているようです。
旋回も機外カメラで見ると迫力があります。
この雲の広がりようは、下界の天気が不安です。
降下する時はどの飛行機もエンジンパワーを落として静かになりますが、このA350は特に静か。地上で駐機しているのと同じくらい静かで、エンジンが止まったかと思ってしまいます。
陸続きとなっている、行きにくそうな場所。この辺りには何があるのでしょう。
街中を飛んでいきます。博多などの中心街が見えるのかと思っていましたが、福岡の土地勘がない自分は、どこに博多があるのか分からず…。着陸ルート周辺は、意外と中心街でもないようです。
さあ着陸です!
着陸!強いブレーキがかかり、ブレーキ解除の反動もなかなかのものでした。スムーズな着陸で衝撃が少なかった分、ブレーキ解除に強い衝撃を感じました。
10番ゲートに到着。
到着
降機時に感染症対策の動画を流し始めます。そんな時に流しても誰も見ないでしょ…。
降機時の音楽と映像になる頃には私しかおりませんでした。
結局ファーストクラスを見ることはできず…。
JA08XJにとっても、私にとっても、初めての福岡空港です。
隣には同じく羽田からのANA。JALは福岡線の年末年始減便をしている中、ANAは臨時便を設定していますからね。これもそのうちの1つです。
ゆっくり写真を撮りながら最後の最後に降りてきましたが、やっと預け荷物が回り始めた頃。平民の私の荷物は最後の最後に出てきました。ここで初めて上級会員のありがたみを感じるわけです。
出て参りました。
展望デッキへ
札幌から到着の787。滑走路一本の空港は撮影がしやすくて楽です。
誘導路と展望デッキの近さに驚き!
オリンピック塗装機JA773Jは、JL323として追いかけてきたようです。
搭乗機がプッシュバック。
ランウェイチェンジで上を飛び上がって行きました。
と、突然雨が強くなってきたのと、ちょうど空腹であったため、近くにあった店に入ってみました。
しかし、これで1650円は高すぎ!
場所代でいくらかかっているんだと思ってしまいます。
地下鉄で博多駅まで向かいます。実はこれJRに直通しており、佐賀県まで行く列車もあるようですね。
博多駅にて。これから新幹線に乗るという方も多く通るであろう、この博多駅で喧嘩を売ります。ANAもぜひ、この隣に広告を出せるような新しいサービスを提供していってほしいものです。
Flightradar24より
このフライトの機内アナウンスはこちら〜